公務員を辞めた後の人生と、後悔していることを1つぐらい考えてみた

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どうぞお気軽に記事下のコメント欄からお願いします!(基本、数日以内に直接コメント欄で回答します)※9月8日回答しました。

公務員辞めた人って、今なにしてるんだろう?仕事とかうまくいってるのかな?後悔とかしてないのかな?

この記事では、そんな興味本位な、あなたの疑問に答えていきますよ(笑)

私は元市役所職員(一般行政職)で、30代前半で退職しています。

市役所時代にどんな仕事をしていたかというと、ざっくり言うと、交通 ⇒ 福祉(生活保護)⇒ 土木 ⇒ 農業、という部署を2~3年ごとに異動していました。

行政職の方なら、だいたいイメージがつくかと思いますが、基本はデスクワークなのですが、後半の生活保護や土木、農業の職場のときは、かなり現場にもよく出ていました。

ですので、役所以外の人との付き合いも多かったですし、そうして外の人といろいろお話をしたり、交流するのが好きでした

黙々と資料と作ったり、起案したり・・・は、そこそこ得意でしたが、あまり好きじゃなかったですね。

そんなちょっと外向きな性格の私ですが、役所を退職し、現在はこのブログを運営しながらフリーランスをしています。

今の生活に不満はないですし、素直に役所を辞めてよかったと思っています

誤解がないように書きますが、今の私があるのは役所時代があるからです。
そこで社会人としてのすべてを学びましたし、仕事は楽しかったです。

では、ここから、役所を辞めたところから、今に至るまでの私の人生を少し振り返ってみたいと思います。

私が公務員を辞めた理由

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私が市役所を辞めたのは、仕事への不満というよりも、やりたいことがあったからです。

具体的には、青年海外協力隊に参加することであり、協力隊が終わった後は、何か社会のためになる事業をしようと思っていました

そういうやりたいことが明確にあると、公務員の仕事というのは、相対的に魅力を感じなくなってきましたね。

青年海外協力隊に参加したい

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青年海外協力隊に行きたいというのは、最終目的の起業のステップでした。

公務員時代に生活保護のケースワーカーをやっていたことから、貧困について興味を持つようになったのですが、当時中小企業診断士の勉強もしていたので、企業経営についても興味を持ち始めていました。

いろいろ勉強していくうちに、利益を追求する民間事業でありながら、同時に社会の役にも立つ、社会起業(ソーシャルビジネス)というものに、強烈に引かれたのです。

今でこそ、いろんな社会起業の本がありますが、当時はまだ今ほど(今もそんなにメジャーではないけど)知られていませんでした。

それで、自分もやりたい!と思ったのです。

そこで、大学時代の先輩が卒業後、青年海外協力隊に行ったのを思い出し、「よし、途上国で貧困とかいろいろ現実を見に行こう」と思い立ったのがきっかけでした。

20年後も役所にいる自分を想像して嫌になった

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私が辞めたのは、30代前半で、役所には8年勤めました。

8年もいると、だいたい役所のことが分かってきます。

何年後に主任になって、係長になって、何歳ぐらいには課長になって・・・

公務員の場合、2~3年で異動があるので、専門性が身につきにくいですよね。

となると、課長ぐらいになって、異動になったその日から、大して知識も経験もない分野の重要な判断をしていくことになるわけです。

畑違いの人が異動してきて、課長になって、知識も全然ないのに課長だから判断を求められて・・・みたいな光景を何度も見てきました

それなりに、その課長さんたちは大変そうでしたが、私から言わせれば、「そんなことよくできるなぁ。」と思うわけです。

自分はそうはなりたくなかったし、何か専門性を身につけて、「これなら任せておけ!」と言えるような人になっていたいと思ったのです。

辞めたあとの私の人生【激変しました】

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31歳で公務員を辞め、私の人生は控えめに言っても、激変しました

  • 日本一安定していると言われる公務員 ⇒ 不安定なフリーランス
  • まさにローカル、地域密着な仕事 ⇒ 英語を使って外国と関わる仕事

途上国での海外生活

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地方の中のさらに地方都市にいて、地域密着な市役所にいた人間が、ある日突然、ジャマイカに行くことになりました

それまで、海外なんて大学の卒業旅行で行った韓国と、労働組合の研修旅行で行った中国しか行ったことがありませんでした。

それが急に地球の裏側に行き、黒人に囲まれて、英語を話す生活になるわけですから、とんでもない変化ですよね(笑)

現地では、まちづくり団体組織に配属されて、地域のまちおこしみたいなことをしていました。

英語もかなり勉強していきましたが、全然しゃべれないし、聞き取れないしで、もう大変な目にあいましたよ。

最初は仕事ができるような状況じゃなかったですね。

帰国後も海外を飛び回る生活

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青年海外協力隊が終わり、帰国したのですが、当初目指していた起業は、ちょっと勇気が出ず、というかそもそも何がしたいのか、具体的なアイデアがなかったので、民間企業に転職しました。

帰国した頃、別の隊員に勧められて、金持ち父さん 貧乏父さんという本を読んだのですが、これに触発され、起業するなら、民間企業で、「稼ぐ」ことを学ぼうと思ったのです。

本の中では、営業の仕事が勧められていたのですが、せっかく英語もできる(ジャマイカ滞在中にだいぶ上達しました)し、将来起業しても、外国と関係する事業がしたかったので、「海外営業」の仕事で探しました

それで、ズバリ海外営業ではなかったのですが、とある民間企業の貿易職の仕事に採用され、輸出入の業務につくことになったのです。

仕事では毎日英語を使い、欧米やアジアに海外出張も年に5回ぐらい行きました。

やはり、英語を使って外国と関わる仕事は楽しいなぁと、日々大変ながらも充実した日々を送っていました。

公務員が民間に行くと、やはり人が違いますし、雰囲気も違うし、もう全然違う!というぐらい役所とは違いましたね。

フリーランス

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その民間企業に勤めているとき、ある日突然、くも膜下出血で、仕事中に倒れました

その年主任に昇任し、幹部候補として、部長の仕事も引き継いだりして、かなり私の担当業務が増え、責任も大きくなったので、ストレスも大きかったし、かなり残業もしていました。

大学病院にドクターヘリで運ばれ、2度の手術でなんとか、命をつなぎとめることができました。

担当医の先生から言われたのですが、くも膜下出血は3割が即死、3割が後遺症、残りの3割しか、健康体で社会復帰できないそうです。

私は幸運にも、後遺症のない残りの3割に入ることができました

入院中、妻とも相談し、仕事を辞め、起業に向けて動き出すことにしました。

今は健康体ですが、いつ再発するか分からないし、再発して死ぬかもしれないし、後遺症が出るかもしれません。

ならば、死ぬ前にやりたいことをやろうと心に誓ったのです。

現在はフリーランスで療養しつつブログを書いていて、今年は翻訳の仕事もやろうと思っています。(→もう始めています)

ある程度、収入の基盤ができて、生活が落ち着いてきたら、社会起業の方も少しずつ動いていければと思っています。

まずは脱サラ、個人事業主からスタートです。

後悔していること【うらやましい】

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基本的に、後悔していることはないのですが、せっかくブログを書くので、1つぐらいないかと考えてみました。

後悔というより、「公務員のときの、○○がよかったなぁ」という羨ましい、という感情に近いかもしれませんが、2つほど書いてみます。

愉快な仲間たち

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公務員時代の人間関係は、最初の部署では非常に苦労したのですが、そのあとは、人間関係に恵まれました。

本当にいい同僚、上司に囲まれながら仕事をしていました。

飲みに行けば、くだらないことで笑ったり、グチをいったり、よくあるサラリーマンの風景と同じなのですが、それが今思えば、楽しかったですね。

私もわりとマイペースでのんびりしている性格なので、公務員の人は穏やかな人が多く、あの柔らかい雰囲気が好きでした。

毎月自動的に給料がもらえる

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フリーランスになると、成果報酬制で働いた分しかお金はもらえません。

サラリーマンって、毎日仕事に行ってればそれでお金が毎月もらえるんだから、楽だよなぁと思いますね。

公務員なんて、ノルマもないし、毎年昇給するから、クビにならない程度に仕事をしていれば、毎月自動的にお金がもらえます。

民間企業も、稼がないとボーナスが下がったり、本当に悪いと給料も下がったりしますし、フリーランスは、そもそも稼がないとお金はもらえません

それと比較すると、仕事に行くだけでお金がもらえるってなんて素敵なシステムなんだろうと思います。

実際は、いっぱい仕事もするし、大変なんですけどね(ちゃんと分かってますよ!笑)。

それでも、私は辞めてよかった

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辞めた後の人生は、大きな変化がいくつもありました。

途上国に住んだり、英語で仕事をしたり、民間企業で揉まれたり、・・・でも、思うのは公務員のままだったら、経験できなかったことばかりなんですよね。

他の公務員の人たちが経験しないようなことを私は、辞めてから経験しました

私はそれに価値があると思うし、だからこそ、公務員でいることよりも、辞めることを選択したんだと思います。

正直、公務員が羨ましいなぁと思うことはありますし、ボーナスの時期になると、公務員の平均ボーナス額がニュースになったりしますよね。

いいなぁと思いますよ、そりゃ。

でも、本当の意味での後悔はないです

結局、人生は一度しかないわけで、死んだら地位もお金も関係なく、みんな一緒です

人生は分かりません。

私だってこれからひょっとしたら公務員を再び志す日が来るかもしれません。

だとしても、これまでのすべての経験とキャリアに納得した上で戻る決断をすると思います。(単に公務員を辞めたのは失敗だったなと思って戻ることは絶対ないです)

皆さんも公務員を辞めたいと思うことがあるかもですが、ぜひいろんなことを考えて、納得できる人生を歩んでいただきたいと思います。

わか

わか

ちょっと英語が得意な田舎のアラフォーです。

市役所職員→青年海外協力隊(ジャマイカ)→メーカー海外部門→現在ブロガー兼英会話講師&稀に通訳。

英語と無縁だった公務員から海外移住、英語を使って仕事にするまでになった実体験をもとに、主に初中級者向けの英語学習のコツ、教材&スクールの選び方などを書いています。

英検1級の卵/ TOEIC880点/ JTF日本翻訳連盟, JAT日本翻訳者協会会員/ 子育て相談ドットコム英語専門家

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2 件のコメント

  1. 素晴らしい。感動しました。

    わかさんのような人がいるから海外の途上国が救われているのですね。

    ぜひ今後も頑張ってください。応援しています。

    • リュウさん

      コメントありがとうございました。とても嬉しいです!
      そう言っていただけるだけで、私もブログをやっている甲斐があります(泣)

      今後も応援していただけるように、私も精進したいと思います。
      ありがとうございました!

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