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カランメソッドが気になってるんだけど、実際どうなの?私がやっても効果あるのかな?

 

今これを読んでいる人はオンライン英会話をすでにやっているのかもしれないし、まだやっていないという人もいるかもしれません。

おそらく、共通した悩みはただ一つ、「真の英語力をつけて、英語を話せる(使いこなせる)ようになりたい」ということではないかなと思います。

 

私がカランメソッドを始めたときが、まさにそんな状況でした。

当時TOEICは705点、青年海外協力隊でジャマイカ(公用語が英語)にいた私は、英語がうまく聞き取れないし、話せないしで、生活にも仕事にも支障が出ていまして。。

 

オンライン英会話を始めてみたものの、いまいち上達してるのかわからなくて、最後の救いをもとめて辿り着いたのがカランメソッドだったんです。

私は半年ぐらいやりましたが、英語を英語で考えてパッと口に出せるスピーキング力だけでなく、リスニング力UPにもかなり効果がありました

 

この記事では、そのあたりの実体験としての効果や、経験者だから分かる注意点みたいなものも、まとめて書いていきます。

これを読めば、当時の私のようなカランメソッドについて迷っている人にとっては、かなり参考になるかなと思いますよ。

カランメソッドを学ぶなら

カランメソッドとは?

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まず、いま一度カランメソッドってなんぞやという部分を押さえておきましょう。

私がそうでしたが、カランメソッドについて調べていて、いろんなスクールとか口コミの記事を少し読んだだけだと、いまいちピンと来ないんですよね。

何度かいろんな角度から解説されて、やっと「ああなるほどね」と分かることもあるので、ここでも私なりにカランメソッドについて、イメージしやすいように解説してみたいと思います

英語の反射神経を鍛えるイギリス発の学習法

カランメソッドは、イギリスでカランさんが発明した英語教授法で、以来50年以上にわたって世界中の英会話スクールで採用されている学習法です。

 

かんたんに言うと、英語の反射神経を鍛えるものです。

 

具体的なレッスンの内容を見てもらった方がわかりやすいと思うので、こちらのネイティブキャンプというスクールの公式動画をご覧ください(↓)

基本的にはまず講師が質問を2回くり返すので、それに対しあなたが瞬時にスパっと答えなければいけません。

ちなみに講師は2度質問文を言ったあと、あなたの答えの最初を少し言ってサポートしてくれます。

 

動画の例だと、0:20あたりから、講師がペンを本にはさんで、

(講師)Is the pen in the book? Is the pen in the book? Yes, the pen…

(生徒)Yes, the pen is in the book.

 

つづいて、ペンを本の上に置きながら、

(講師)Is the pen under the book? Is the pen under the book? No, the pen...

(生徒)No, the pen is on the book.

 

という感じで、講師の質問をしっかり注意して聞きつつ、その答えを瞬時に言う必要があるのです。

いや~、懐かしい!やってたなぁこれ。

英語でのピンポンラリー【英語脳をつくる】

流れは上で解説したとおりですが、レッスンが進むにつれて質問と答えが変わるだけで、基本的にこの流れを永遠にくり返します

 

瞬間英作文というのを知っている人もいるかもしれませんが、あれは日本語を見て瞬時に英語に直すトレーニングですが、カランメソッドは、英語で聞かれたことを英語で返す、という訓練になります。

関連記事【寝ながらできる】瞬間英作文の効果とやり方 | 初心者はぜひやろう

 

参考までに、QQ Englishというオンライン英会話スクールの公式動画も見てみましょう。

動画を見てのとおり、講師の質問は早口で行うというのも、カランメソッドのルールの一つで、先生が質問して生徒が答えるというのが、目まぐるしくピンポンラリーのように行われていますよね。

 

実際にやっていたので分かりますが、見ていると簡単に見えるかもしれませんが、最初は全然うまく答えられません。

私も慣れるまでしばらく、文法や順序や単語がもうめちゃくちゃになっていましたね。。

 

最初は誰でも、私もそうでしたが、英語を話すとき日本語で考えてから英語に直すということをしているはずです。

カランメソッドの場合、先生が質問してあなたが答えるまでにほとんど時間的猶予がないので、考えているヒマがなく、反射的に英語で答える必要があります

 

つまり頭の中で日本語を介しているヒマがまったくないので、英語で考えて英語をそのまま口から出すしかないのです。

 

だから最初はめちゃくちゃな英語を口走ってしまうのですが(まさに口走るという言葉がピッタリ!)、このトレーニングが英語脳をつくるのに最適なのです。

通常の4倍のスピードで英語を習得できる

カランメソッドの最大の売りがこれです。

徹底して頭の中の英語の処理スピードを上げ、しかも毎回のレッスンでは前回の復習から始まるため、英語が従来の4倍のスピードでマスターできると言われています。

 

上の動画で実際のレッスンを見てお分かりかと思いますが、相当疲れます。

私が始めたばかりの頃は、もう頭から湯気が出てるんじゃないかってぐらい疲れました。

 

まず、講師の話をよく聞いていないと、何をしているのか分からなくなるので、しっかり集中してリスニングする必要があります。

 

カランメソッドは、基本的に英語で英語を学ぶというメソッドで、文法を使って話せるようになる訓練です。

まずその文法の説明も英語で行われるため、しっかり聞いてないと理解できません。

 

それから、上の動画にあったような質問もしっかり聞かないと、答えに窮してしますので、真剣にリスニングする必要があります。

 

スピーキングについても、おそらく平均的なフリートークなどのレッスンと比べて、あなたが話している時間・量は、確実に倍以上あります。

 

スピーキングは原則的には話せば話すほど、話せるようになるものなので、カランメソッドで大量に話すことは、英語習得を高速化することにつながるのです。

カランメソッド半年で私が実感した効果

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で、実際どうだったの?という話を書きたいと思います。

 

結論的には、私はかなり効果あったよ!ということになるのですが、実際に私がやったことを書くと、

  • 半年間、毎日2レッスン(25分×2回)やっていた
  • 全12ステージのうち、ステージ6か7ぐらいまでやって卒業

という感じになります。

 

カランメソッドは最初のBe動詞などのステージ1から始まって、全部で12ステージあるのですが、毎日2レッスンやれば半年ぐらいで終わると言われています。

 

ただ私の場合、最初は全然ダメダメで進まなくて、その後もじっくり復習したりしながらやるので、結局半分ちょっとのところで終わりました

というのも、その時点でかなり実感できるほどに、効果が出ていたからです。

リスニング力が上がった【精聴+多聴】

まずリスニング力がかなり上がりました。

 

それもそのはず、半年間、毎日50分講師の話を集中して聞くことを余儀なくされていたので、いわゆる精聴の訓練になったのだと思います。

 

フリートークなどのレッスンの場合、大して聞き取れなくても重要じゃないところは聞き流したり、適当に相づちを打ったりしてごまかすことがありますよね。

カランメソッドの場合、それはまったく許されないため、リスニングの真剣さが違います

 

また同時に、英語のシャワーを浴びることにもつながっています。

上の動画で見たように、もう嵐のように慌しく英語を浴びせられながら、レッスンはどんどん進んでいくので、これもいわゆる多聴というトレーニングになるのです。

 

人気予備校講師で、TOEICなど英語学習の著書も多い、安河内 哲也先生も、リスニングは精聴と多聴だと言っていますよね。

すばらしいなと思うのは、精聴、または多聴とひとつだけに絞らず、同時に両方を行ったことです。片方だけしかやらないという英語学習者って、けっこう多いんです。でも、リスニング力を効果的につけるのにいちばん大事なのは、精聴で基本的な音の聞き取りをじっくり固めて、多聴でそれを実践すること。

リスニングは精聴&多聴のセットで鍛えろ!(東洋経済オンライン)

 

ネット上でも、リスニング力への効果を感じている人が結構いますね。

英語が自然と口から出るようになった

またスピーキングも、かなり伸びましたね。

頭の中で日本語を介さずに、口から英語を条件反射的に出すというカランメソッドを続けているうちに、レッスン外でもスパッと英語が瞬時に出てくるようになったんです。

 

当時私は青年海外協力隊で、公用語が英語のジャマイカに住んでいたので、生活でも仕事でも英語が必要な環境でした。

カランメソッドのおかげで、それ以前と比べて、英語がなめらかに口からパッと出てくる場面が増えたんですよね。

 

3ヶ月ぐらいから何となく、なんか英語が出てくるようになった気がするなぁとは感じていたのですが、半年後にははっきり効果として感じれるレベルになっていましたね。

早口になった【英語で考えるクセ】

カランメソッドは動画で見てわかるように、とても忙しいレッスンです。

先生も早口で質問してくるし、あなたも瞬時に返事しなければなりません。

 

答えるときには、パッと即答できさえすれば、先生に合わせて早口で答える必要はないのですが、私の場合ついつい、つられて早口で答えていました。

しかも、最初のころはうまく話せないのがもどかくしてイライラして、ムキになって早口になっていたというのもあります(笑)

 

そのクセが残って、私は普段日本語で話すときはわりとゆっくりめに話す方なのですが、今でも英語で話すときは早口です。

 

特に出だしの即答力がつきましたね。

早く言わなきゃ!みたいな感覚が焼きついて残ってるんでしょうね。。

 

英語を話すとき、特に出だしは日本語でなんか全然考えずに、カランメソッドのように英語で考えて、そのまま口から出ているのが分かります

これも、カランメソッドで私が実感している効果ですね。

関連記事【2校だけ】カランメソッドができるおすすめオンライン英会話スクール

始める前に知っておきたいこと

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カランメソッドについて、私個人としては効果もあったので、今現在上級者で、ある程度スピーキングができる人以外は、やってみる価値は十分あると思います。

 

私自身も、取り組んだのはTOEIC705点の時でしたし、TOEICの点数にこだわらず、スピーキングが苦手な人にはぜひおすすめします

ただ、始める前にいくつか誤解のないように、知っておいてほしいことがあるので、シェアしたいと思います。

日常会話はカランでは直接伸びない

ここまで何度か書いていますが、カランメソッドは文法を使いこなすためのスピーキングトレーニングです。

 

ある程度の一般的な表現は学べますが、よく使う日常会話フレーズのようなものは学びません。

 

よって、カランメソッドを一生懸命頑張って1年ぐらいかけて全ステージコンプリートしたとしても、日常会話がペラペラになるわけではないことに注意して下さい。

これは前半の方で紹介した瞬間英作文にも、同じことが言えます。

 

個人的には日常会話を最短でマスターしたいなら、あなたが実際に使いそうなフレーズをどんどん覚えていくのが近道だと思います。

実際、私もジャマイカで生活していましたが、カランメソッドを半分終えても、なお日常会話は言いたい表現が出てこなくて困ることがよくありました。

 

日常会話をスラスラ言えるようになりたいなら、同じオンライン英会話でも、カランメソッド以外のカリキュラムを使った方がいいですよ。

関連記事オンライン英会話を長年愛用する私が選ぶ | おすすめランキングTOP4

 

また、英会話アプリを使うのもおすすめです。

スタディサプリENGLISHというアプリは、初心者から上級者まで使えて、単にスピーキングだけでなく、発音や文法、リスニングまでトータルで学べます。

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スタディサプリENGLISHを使えば、

  • 【スピーキング】最新の音声認識技術を内臓していて、スマホに話しかけるだけで、あなたの発音を判定してくれます。
  • 【発音や文法】毎回のレッスンごとに有名講師の解説動画が見放題になっています。
  • 【リスニング】音声認識技術があなたの苦手なリスニングパターンを見つけて、あなたに合ったトレーニングを提案してくれます。

 

日常会話をマスターするなら、かなりおすすめですよ。

関連記事【英会話が苦手な人へ】スタディサプリENGLISH(英語)の効果と評判・口コミ

復習はした方がいい【初心者は特に】

カランメソッドは、(上級者でペラペラな人以外)あらゆるレベルの人におすすめですが、特におすすめしたいのが初心者です

中学1年生レベルの初歩の初歩からスタートしますし、英語のやり直し、基礎固めとしては最適だと思います。

 

ただ、文法もすべて英語で解説されるので、手元に1冊中学英語のやり直し的な本を用意して、レッスンで分からなかったところは本を読んで日本語でしっかり復習して理解した方がいいです。

たとえば、この本あたりがおすすめ(↓)

 

ちなみに予習はしなくてOKなので、その分復習に力を入れましょう

全部終わらなくていい

私もそうでしたが、全ステージ終わらせようとしなくて大丈夫です。

そのうち、カランメソッドに慣れてきて、そこそこ瞬発力がついて、英語が口からサッと出てくるようになります。

 

自分で効果が出てきたのが実感できて、そろそろ慣れてきて飽きてきたし、日常会話をもっと伸ばしたいなとか、思い始めたら、キリのいいところで止めていいと思います。

 

飽きてモチベーションが下がると、学ぶ姿勢が弱くなって学習効果も出にくくなるので、うまく効果とモチベーションを自分自身で見極めつつ、判断したらいいと思いますよ。

【悲報】正直、こんな場合は独学では無理です

英語は完全独学でも話せるようになるし、TOEICも高得点が取れます。

私自身もTOEIC400点前半→705点までは、日本にいて完全独学で取れました。

ただ、1年半かかってるんですよね。

 

これはわりと平均的なスピードだし、ネットや広告で見るような独学3ヶ月で200点UP!とかは、たまたま好条件が重なっただけで、再現性も低いというのが私の考えです。

 

正直言って、3ヶ月で200点上げる方法なんて私には分かりません。

これが私の考える独学の限界です。

 

どうしても短期間でスコアアップをしたいなら、素直にスクールを使うのが賢明だと思いますね。

以下は私目線で、TOEICのスクールを3社に厳選し、徹底比較した記事なので、スクール選びの参考になるはずです。

【3選】TOEIC対策に強いおすすめのスクール | 短期間でスコアを上げる

 

TOEIC以外の、ビジネス英会話などのスピーキングでも、同じことが言えます。

個人的にはスピーキングを伸ばすなら、オンライン英会話がベストだと思ってますが、3ヶ月とかでそれなりの結果が出したいのなら、話は別。

 

何が原因で話せないのか、きちんと客観的に自己分析して、それに対応した勉強ができるなら、独学でもいいかもしれません。

だとしても、3ヶ月でそれなりに話せるようになるというのは、控えめに言ってギャンブルだと思いますね。

 

個人的には、どうしても短期間で英会話力を伸ばしたいなら、スクール1択です。

以下の記事では、私目線で、信頼できそうなスクールを3社厳選し、比較していますので、参考にしてみてください。

英語コーチングスクールとは?おすすめ4社を比較 | メリットとデメリットも

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