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私、実は2018年8月号から、アルクのヒアリングマラソンを購入し、勉強中です。

英語の勉強をある程度している方なら、ヒアリングマラソンの名前ぐらいはどこかで聞いたことがあると思います。

研修採用企業3,800社以上、のべ受講者数120万人以上、販売開始から35年の実績という、ヒアリングの勉強といえばコレ!という教材です。

私もこの1、2年リスニング力が伸び悩んでいることが、気がかりで、ネットでCNN10やABCニュースシャワーなどの英語ニュースを見たり、コツコツ勉強はしていました。

仕事でずっと英語を使っていましたし、そこまでは英語に困っていなかったので、勉強時間は平均すると1日30分もしていない感じでした。

このメディアを立ち上げ、フリーになったのを機に、しっかり腰を据えてリスニングを勉強しようと思ったのがきっかけです。

ジャマイカに派遣される前や、ジャマイカ滞在中は英語を身につけないと、試験や生活に支障が出るため、毎日必死に勉強していましたし、一番英語力が伸びました。
やはり、英語はがんばろうと思った時が一番身につきます。
大きなブレイクスルーを目指すなら、一気に集中して勉強する期間が、一生に一度ぐらいは必要だと思います。

これから毎月、ヒアリングマラソンで学習したことを皆さんにもシェアしていきます。

英語を学ぶ上での、ワンポイントアドバイスになるようなコンテンツにしていきますので、楽しみにしていてくださいね。

では、いきましょう!

イギリス英語の発音は奥深い

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日本の英語教育はアメリカ英語

アメリカに戦後統治されていた関係で、日本はアメリカ英語で教育されますので、スペルもイギリス英語のcentreではなく、アメリカ英語のcenterで学んだと思います。

もっと言うと、世界中で話される英語の発音はハリウッド映画などの影響もあって、圧倒的にアメリカ英語が多いです。

世の中に出回っている英語の参考書も、ナレーションはほとんどアメリカ人です。

私が以前紹介した発音学習の本「英語耳」も、アメリカ英語の発音がベースにしています。

初めて、本格的にイギリス英語に触れたのはTOEICの勉強をしている時でした。

TOEICの場合は、4カ国の発音でナレーションされますが、大きく分けると2つです。

アメリカ英語 = アメリカ、カナダ
イギリス英語 = イギリス、オーストラリア

最初は、イギリス英語が英語耳や他のリスニングの参考書の発音と全然違うことに戸惑いました。

その頃には、ある程度音を頼りに聞き分けることができていたので、なおさら厄介でした。

基本的な音の違いについては、この動画によくまとまっていますので、時間があったら見てみてください。

この程度の音の違いは今までも知っていましたし、ある程度は聞き分けることができていました。

ただし今回の8月号では、私も知らなかったイギリス英語が出てきましたので、紹介します!

イギリス英語の方言:コックニー

今回8月号で出てきた発音は、いろいろ調べてみると、コックニーというロンドンの下町訛りであることが分かりました。

以下はヒアリングマラソンのテキストの抜粋です。

cockney

イギリス英語の下町訛り コックニーの特徴
  • hで始まる単語の、最初のhは発音しない 例) harm=(h)arm, having=(h)aving
  • myの代わりにmeを使う
  • 「th」の音「θ」→「f」に変音する 例) think [θɪŋk] ⇒ [fɪŋk], everything [évriθìŋ] ⇒ [évrifìŋ]

また今回は出てこなかった特徴として、「th」の音「ð」 は 「v」 に変音するようです。例 father [fάːðɚ] → [fάːvɚ]、brother [brˈʌðɚ] → [brˈʌvɚ]

有声歯摩擦音[ð]の"th"を有声唇歯摩擦音[v]と発音(father[fɑːvə])

そもそも、これは英語の[f]の音と[v]の音は親戚みたいなもので、音の出し方が一緒なので、理解しやすいです。

この[f]と[v]の音の関係がスッと理解できない方は、英語耳を読んでみてくださいね。

英語の音を理解することは、語学の基本ですので、一番最初にマスターしておきましょう。

コックニーについては、こちらのLukeさんのブログ(⇒ Cockney - コックニーというイギリス英語の方言の意味、説明、発音ガイド、ライミング・スラングと例に分かりやすく紹介されていますので、興味のある方は読んでみてください。

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ジャマイカ英語はコックニーがルーツ?!

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私はプロフィールにあるように、青年海外協力隊でジャマイカに1年住んでいました。

ジャマイカの公用語は英語で、現地語も英語から派生したパトワ語という言語です。

パトワ語もルーツは英語なので、英語が分かれば何を言っているのかは推測ができます。

ただ、パトワ語にない単語の場合、彼らは英語で言うしかないので、結局英語とパトワ語を入り混じって使われる場面が多くなります。

加えて、彼らの英語もまた非常にアフリカ系の強い訛りがあるので、慣れないと聞き取りが難しいです。

私は最後まで慣れませんでしたし、仕事で一緒になることが多かったピースコーで来ていたアメリカ人も、「最初の頃は何言ってるのか全然分からなかった」と言っていました。

ジャマイカ英語やパトワ語については、勉強するための情報があまりなく、とにかく聞いて慣れるしかなかったのですが、今回のコックニーを知って、ジャマイカ英語に通ずるものを感じました!

ジャマイカ英語 vs コックニー
  • hで始まる単語の、最初のhは発音しない  これ、ジャマイカも一緒
  • me(ミ音)の使用  ジャマイカではmyではなく、Iをmi(同じくミと発音)と言う

ちなみにthの発音 については、ジャマイカでは標準のth音で発音しますので、共通していません。

まず、最初のh音についてですが、ジャマイカに着任当初から非常に苦しめられました。

hを発音しないだけって思われるかもしれませんが、hがあるとないとでは全然聞こえが違いますよ!

しかも、ジャマイカ英語は基本的に旧宗主国のイギリスから来ているので、ロンドンの下町訛りにルーツがあると思えば、どこか納得できたかもしれません。

勉強してきたアメリカの発音と全然違うことに、「自分が聞き取れないのは(あなたの)この発音のせいだ!」と常にフラストレーションを感じていたので、h音が消えることについて、コックニーも同じであることを当時知っていれば、気持ちの面で少し対応が違っていた気がします。

勉強も同じです。ちゃんと「この勉強はこういう意味がある」「今の自分の苦手を克服するためには、この勉強が必要だ」など状況を納得できると、モチベーションが高まりますよね。
何のためにやっているのか分からない、先の見えない勉強は、修行と一緒なので続きません。
特に大人は、勉強しない理由はいくらでもありますからね。。

過去形で丁寧語を表現できる!

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あまりしっかり意識したことがなかったので、紹介します。

何かを頼むとき、Can you ~? よりも Could you ~?、Will you ~ ?よりも Would you ~?の方が丁寧なのは有名ですよね。

では、電話をかけて最初に用件を伝えるとき、 I was calling for ~と言うとI am calling より丁寧になります。

なぜかというと、時制を過去にすることで、「現在からの距離感を出す」ことができるからです。

先の電話の例でいえば、「あっ、別に今すぐってことではないんですが・・・」的な控えめな感じを出すことができるのです。

私が、英語感覚を身につけるのに非常にお世話になった大西泰斗先生の有名な本「一億人の英文法」でも、過去形の丁寧表現について記載されています。

過去形は・・・いつも「距離感」が意識されていることを意識してください。・・・できごとを「遠いもの」「今と切り離されたもの」としてとらえるところに過去形の特徴があるのです。

一億人の英文法 ーすべての日本人に贈る「話すため」の英文法(大西 泰斗、ポール・マクベイ著)

例で説明してみますね。

  • I hope you can pick me up at the station.
  • I hoped you could pick me up at the station.

どちらも「駅まで迎えに来て」とお願いする表現ですが、現在形の方が聞き手にプレッシャーがあり、過去形の方が丁寧になります。

本ではこのように書いています。

I hope(望んでいるのです)と言われたら、聞き手には相当の重圧がかかります。その厚かましさから距離をとる意識が過去形の使用につながっているのです。

一億人の英文法 ーすべての日本人に贈る「話すため」の英文法(大西 泰斗、ポール・マクベイ著)

では、今回のまとめです。

過去形で丁寧なニュアンスを出す
  • 電話で用件を言うときは、I am calling の代わりに I was calling
  • 何かお願いをするときは、I hope ~ can の代わりに I hoped could

とはいえ、I am callingでもI hopeでも全然大丈夫ですよ。
私も仕事ではそこまで気にしてなかったです。
聞く側がネイティブなら、こっちの英語力を考慮して大目に見てくれるでしょうし、ノンネイティブなら、もっと全然気にしないと思います(笑)。

英単語は文脈で覚えるのがコツ

increase_words_youcan_use

8月号では特別寄稿として、「使える語彙」を増やすには?というコーナーを設けた記事がありました。

ボキャビルの場合、2つの分類をまず考える必要があります。

理解語彙(読めば分かる、聞けば分かる語彙)と使用語彙(自分が使える語彙)です。

日本語の場合でもそうであるように、知っている言葉と自分が使う言葉には大きな開きがあります。

知っている言葉でも、使ったことがない言葉は多いですよね。

英語の場合も同じです。

「分かる語彙」については、・・・比較的簡単に身に付けることができます。しかしながら、「使える語彙」まで身に付けるとなると、膨大な努力が必要となります・・・覚える量が格段に増えるためです。

ヒアリングマラソン2018年8月号(アルク社発行)

使えるレベルにまでボキャブラリーを増やすには、基本的な意味や用法のほかに、以下を押さえることが絶対的に必要になります。

使えるボキャブラリーを増やすコツ
  • 「どんな単語と一緒に使われるのか」を覚える
  • 「どんな場面や状況で使われるのか」を覚える

日本語でも一緒です。

「勉強する」と「学習する」は基本的に定義的な意味は同じですが、状況などで私たちは無意識に使い分けています。

朝、同じクラスの友達に「昨日勉強した?」とは言えても「昨日学習した?」とは言いませんよね。

単語帳を使ってボキャビルを図るときも同じです。

単語帳のタイプごとにみていきましょう。

例文型単語帳の特徴
=単語ごとにずらっと例文が載っているだけのタイプ

(メリット)

  • 短期間で一気にボキャビルをするのに適している

(デメリット)

  • 覚えにくく、忘れやすい
  • つまらないので精神的苦痛が大きく、続かない
文脈型単語帳の特徴

=速読英単語のような文章の中で覚えるタイプ

(メリット)

  • 状況や情景と紐付けることができるので、覚えやすい
  • どんな単語と一緒に使われて、どんな状況で使われるのかを一緒に覚えられる(→使えるボキャブラリーにしやすい)
  • 飽きないので、続きやすい

(デメリット)

  • 文章を読む手間と時間がかかる

見てお分かりのように、例文型にはデメリットしかないと言えます。

文脈型の方が覚えやすい、というのは学術的にも裏付けられているようです。

言語活動を行う中で、自然に無意識のうちに単語を覚えるという学習法・・・は・・・文脈・・・の中で単語が身に付くので、長期的な記憶に残る傾向が強いことが分かっています。

ヒアリングマラソン2018年8月号(アルク社発行)

いい大人の社会人にとっては、基本的に単語の暗記はつまらなくて面倒くさいと思う人が大半ではないでしょうか。

だから、例文がずらりと並んだ単語帳は本当に続きません。

多少時間と手間はかかりますが、私は文脈型がいいのかなと思ってます。

大人に適したボキャビルの方法については、こちらの記事にも少し書いていますので、参考までに。

音の消失:he was が you に聞こえるカラクリ

ヒアリングマラソンっぽい話をします。

ヒアリングマラソンではディクテーションをさせる場面が多くあり、今回の話も、ディクテーション・コンテストというコーナーで出てきたものです。

私もある程度の音のリンキング(単語の終わりの音と、次の単語の最初の音がくっつく)は理解しているつもりでしたが、まだまだ盲点がありますね。

今回の文章はこちらです。

  • he was still playing live (彼はまだライブをやっていた)

このリスニングを段階を踏んで分析していきますよ。

he was が you に変わる過程
  1. heやhimの[h]音は弱く発音されることが多いため、[i]のように聞こえる
  2. was は次のstillとリンキングして、wasの[z]音が消える
  3. he was から[h]と[z]が消えて、[iːwə]に聞こえる
  4. he wasのところには、主語的なものが来ると予想できる
  5. [iːwə]をyouだと推測聞きしてしまう

参考までに私が鉛筆で書いたメモはこちらです。

linkingmemo

難しかったところはこうしたメモをするように、私はしています。

カッコ書きは音が消えている、線でつなぐのはリンキングという感じです。

音を実際に聞いてもらうことが出来なくて残念ですが、実際に本当にhe was は you に聞こえます!

私も引っかかりました。。

リスニングは、こうした小さな細かい分析をして理屈を理解した上で何度も聞き返すことが肝心です。

今月号の単語・フレーズの復習

wordsnphrases-min

最後に学習メモとして、今月号に出てきたちょっと手ごわい単語・フレーズを集めました。

参考にしてください。

では今回はこの辺で。See you later!

  • pig・・・食いしん坊
  • fasting・・・断食
  • almsgiving・・・施し、慈善行為
  • The way I look at it, ・・・私の考えだと = in my opinion
  • Mind you, ・・・言っておくけど、いいかい
  • No harm done. ・・・問題ない、大丈夫
  • Face it. ・・・現実を見よう、現実を直視しよう
  • be meant to do・・・~することになっている
  • groggy・・・(寝不足などで)意識がもうろうとした
  • snoop around・・・コソコソ嗅ぎまわる、こっそりと調べる
  • sneak in・・・忍び込む
  • filter ~ out・・・~をふるいにかける、条件に合わない~を除外する
  • stigma・・・不名誉、悪いイメージ
  • set foot on ~・・・ ~に足を踏み入れる
  • much-anticipated・・・大いに期待されている
  • mob・・・~に殺到する
  • take flak for ~ ・・・~のために激しい非難を受ける
  • widow・・・未亡人
  • with a provision that ・・・~という条件付で
  • ancestral・・・先祖代々の
  • exchange visit with 人・・・(人)と行き来がある
  • shut oneself up ~ ・・・閉じこもる
  • hereditary・・・親譲りの
  • ferocious・・・ (感情などが)激しい
  • make plain ~・・・~をはっきりさせる、~を明らかにする
  • wretched・・・みじめな、哀れな
  • be of no great consequence・・・大したことではない
  • at any rate・・・いずれにせよ
  • Quite so.・・・全くそのとおり、ごもっとも
  • recollect・・・(努力して)思い出す
  • hubbub・・・どよめき
  • gale・・・強風、突風
  • burst forth・・・突然現れる ※burstは時制で変化しない burst-burst-burst
  • blanch ・・・真っ青になる
  • grope for ・・・手探りで~を探す
  • give way ・・・崩れる
  • writhe ・・・もがき苦しむ
  • convulse ・・・痙攣させる
  • I’m done. ・・・もう結構です
  • conceited ・・・うぬぼれた
  • supernatural ・・・超常現象
  • debunk ・・・~のうそを暴く
  • disprove ・・・~に反証する
  • take pleasure in ・・・~を楽しむ
  • roam about ・・・徘徊する
  • guilty conscience ・・・良心の呵責、自責の念
  • see much of ・・・~とよく会う
  • bullshit ・・・だわごと、でたらめ
  • throwback ・・・復活、逆戻り
  • trope ・・・隠喩
  • unhinged ・・・精神的に病んでいる
  • immaculate・・・欠点のない
  • bleak ・・・寒々とした、悲しい
  • fall to pieces ・・・粉々になる
  • banish ・・・追い出す、追放する

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