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公務員になりたくてなったんだけど、現実あんまり面白くないし、ストレスで毎朝仕事行くのがすごく嫌な気分になる。この先もずっとこんな人生なのかな?

 

今回はこんな現役公務員のお悩みに、ピンポイントで答えていきます。

むしろ、このような将来を真剣に悩んでいる現役公務員の人だけ、読んでください。

 

私も元公務員で、大学を卒業してから市役所で7年勤めていました。

今はフリーランスをやっているのですが、大変なことも多いけど、人生は公務員のときとは比べ物にならないぐらい充実しています

 

そんな私ですが、2年前にくも膜下出血で倒れ、生死をさまよった経験があります。

それがきっかけで、フリーランスになることを決めたので、そのあたりの話も書いてみたいと思います。

参考までに

公務員の転職は特殊なので、一人で進めず、転職エージェントを使った方が絶対に良いです。

自分にどんな適性があるのか、どんな求人がありそうかなど、今でもできる転職活動を少しずつ始めておきたい場合は、先に登録してみるのも手かもしれません。

【経験談】公務員から民間に転職するなら必須 | 転職エージェント4選

なぜあなたは、公務員の仕事をつまらないと思うか?

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まず、なぜあなたは仕事がつまらなく感じているのか、少し理由を整理してみましょう。

安定しすぎて変化がない

私がこれだったのですが、公務員は安定しているため、ほとんど世の中の景気の動向も関係ありません。

来月も来年も世界大恐慌が訪れようと、ふつうに仕事をしているだけで、あいかわらず給料はもらえるし、月日は淡々と流れていきます。

 

私はリーマンショックが起きたとき、市役所でふつうに働いていました。

世の中が大変なことになっているのに、市役所の空間だけはいつもと変わらない空気が流れていて、強烈に違和感があったのを覚えています

 

私の友達の会社も大きなリストラがあったり、雇用調整で仕事がなくなったりした友達も多かったです。

でも、市役所だけは何事もなかったかのように、時間が流れていました。

 

安定しすぎていると、刺激がなく何だか社会と無関係に生きているような感覚ですよね。

単調な仕事が多い

公務員は基本的に事務仕事で、あれをしたこれをしたというのをすべて文書に残さなくてはいけませんよね。

 

統計の調査が国から来て、それを作ったり、議会のために資料をつくったり、上司と打ち合わせのために資料を作ったり。

そして経費の執行伺いを作ったり。

 

パソコンに向かって毎日数字とにらめっこして、データを作るのが公務員の仕事なんでしたっけ?

それが回りまわって市民や社会のためになるとは、理屈で理解できても、なんだか腑に落ちない気持ちがありますよね。

仕事のための仕事が多い

先ほど書いた打合せのための資料もそうだし、各種上級官庁から降りてくる調査依頼もその類いかもしれませんね。

結局、ほとんどは内部のための仕事であって、社会のため、目の前の市民のための仕事ってそんなにないんですよね。

 

私は公務員を辞めて、民間を経験しているのですが、中小企業だったこともあり、仕事のための仕事ってほぼゼロでしたね。

何かしら常に、お客なり取引先のための仕事をしている感じでした。

 

見積書を作ったり、仕様書を作ったり、経理の人は伝票を作ったり、営業の人は営業に持っていく提案資料を作ったり。

毎日、常に生産的なことをしているので、楽しかったですね。

 

そう考えるとますます「公務員の仕事って何なんだろう?」って思ってしまいますね。

専門性が身につかない

公務員の場合、専門職でもない限り、基本的に2~3年でいろんな部署に行くので、専門性は身につきませんよね。

しいて言えば、仕事を効率よく回すスキルだったり、組織内でうまく立ち回るスキルとか、そういうことぐらいでしょうか。

 

よく経験年数が長くなると「あの人は財政畑だ」とか言いますが、よく考えるとあれは専門性って言わないですよね。

ちょっと他の職員より詳しいというだけです。

 

公務員組織の中では、専門性と呼ぶのかもしれないですが、民間で専門性って言った場合、「それだけで食べていける」ぐらいの深さですよ。

何の役に立ってるか分からない

仕事のための仕事が多いことや、単調な仕事が多いという話と、関係しています。

公務員になりたくて、社会のために何かしたくて公務員になった人は、この部分で仕事に物足りなさを感じてしまうと思います。

 

結局、内向きの仕事がほとんどで、社会のために直接何かをする仕事がないので、実感が湧きにくいですよね。

「この仕事何の役に立つんだろう?俺、何の役に立ってるんだろう?」

そう思ってしまっても、仕方がないと思います。

社会と閉ざされてる感が強い

これも、公務員は安定しすぎているという話と関連します。

公務員の仕事は社会のためという建前とは裏腹、社会から閉ざされている、ムラ社会感が強いですよね。

 

景気や世の中の動きに左右されず、淡々と仕事は進んでいきます。

辞める人も少数派なので、公務員組織がひとつの社会・コミュニティになっていると感じますね。

 

だから役所内での結婚も多いし、勤務時間外でも、圧倒的に公務員同士で交流している時間が長いですよね。

私は公務員社会を飛び出していろんなことを経験し、いろんな世界・人と出会いました。

あのまま公務員でいたら、今私が持っているような開けた価値観は育たなかったと思いますね。

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辞めないのもまた人生

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公務員の仕事が嫌でたまらない、そんな理由をいくつか書いてみましたが、共感できることも多かったのではないでしょうか。

むしろ、共感するポイントが多い人ほど、あなたの内面では強くていろんな葛藤があるはず

 

公務員は安定していることが最大のメリットかつ、最大のデメリットだとも言えますよね。

とはいえ、「年齢を考えると転職も難しいし、子どももいて住宅ローンもあるし、、」という人は、今さら辞めるなんてマネはできないと思います。

 

それでいいと思います

公務員を辞めても、強い動機や目的意識がないと、結局つらくなります。

 

民間で営利を目指して戦う組織の中で、馴染めないことも往々にしてあるでしょう。

私のようにフリーランスになったとしても、将来やお金のことで悩むこともあるでしょう。

 

私はこんなことを書いておきながら、市役所での仕事にはそれなりに満足していました。

何かあっても一緒に愚痴れる仲間がいたり、職場の人もそれなりにプロ意識をもって仕事をしている人も多かったですしね。

 

公務員の仕事は何だかんだ言って、社会的に意義のある、責任ある仕事です。

高給取りではないけど安定していて、たまに隣の芝生を見て憧れてみたり、飲みに行っては職場の不満を言ってみたり。

 

その代わり休日は趣味や家族サービスで出かけたり。

派手さもないし、ありきたりな人生だけどいいじゃないですか。

 

つまらないなどと言わず、これはこれで立派で、すばらしい人生だと胸を張って生きたらいいと思いますよ。

辞めるのもまた人生

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もうひとつの選択肢は「辞める」というものです。

 

ただ、いきなり辞めるのも無計画なので、準備ぐらいしておきましょう。

  • 辞めて何がしたいのか?
  • そのためのスキルはあるか?
  • 向こう数年収入が低くても、やっていけるだけの貯金はあるか?

一番大事なのは、辞めて何がしたいのか?です

 

それがないのに、「仕事がつまらない、辞めたい」と言うのは、ちょっと適当な気がしますね。

基本的に公務員を辞めると言って、家族も含めて周囲で喜ぶ人はいません。

応援してくれる人も、親しい親友など限られてくるでしょう。

 

なにも野望も計画もないのでは、周囲も納得してくれないでしょう。

一般的には転職か、私のようにフリーランスという生き方になると思いますが、どちらにせよスキルが必要です。

 

私のように英語なり、近年だとwebエンジニアはめちゃくちゃ熱いですよね。

webエンジニアなら、高収入だしその気になればノースキルから3ヵ月~半年でフリーランスで仕事を受注できるぐらいになります。

 

また公務員で鍛えた文章力を活かして、webライターあたりもいいと思いますね。

私も翻訳とwebライターで登録していますが、クラウドワークスランサーズといったクラスドソーシングサイトには、ライティングの仕事が山ほどあります。

 

辞める以上は、自分で稼いで生きていかなくてはなりませんから、とにかく、いろいろ調べて、自分にできること、やりたいことを考えてみてください。

関連記事公務員を辞めたいと思ったら、最初に考えてほしいこと【即断するな】

【実体験】人生は明日突然終わるかもしれません

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最後に私の経験をすこしシェアします。

 

私は元々市役所公務員でしたが、ソーシャルビジネスをいつか始めたいと思って退職を考え始めました。

ソーシャルビジネスというのは、社会起業とも言われ、民間で利益を上げつつ、社会も良くする事業です。

 

まず途上国の貧困の実態を知りたくて、青年海外協力隊に参加しました。

帰国後は結婚も決まっていたので、まずは起業のステップとして、民間を経験しようということで、運よく海外営業・貿易の仕事を得ることができ、サラリーマンをしていました。

 

社会起業の夢をずっと持ちつつ、でも実際何からどう始めていいか分からず、再びサラリーマンになって2年が経ったとき、くも膜下出血で倒れたのです。

ドクターヘリですぐに大学病院に運ばれ、二度の手術で一命は取りとめ、幸い後遺症も残りませんでした。本当にラッキーだと思います。

 

入院中、このまま寝たらそのまま死んで起きないかも、と思って怖くて眠れないことがよくありまし。死ぬってこんなに怖いんだと思いました。

そして、妻とも話して決めたのです。

もうサラリーマンは辞めて、自分の人生を生きようと。

 

突然死というのは、誰にでも起こりうることで、過労死という言葉もありますよね。

公務員でも忙しい人は、月80時間とか100時間とか残業する人も珍しくないはずです。

あれ、ほんとに気をつけたほうが良いですよ。ふつうに死にます。

 

そうでなくても、人生は明日急に終わるかもしれません。

やりたいこともせず、「つまんないなぁ...」と毎日思いながら、急に明日死ぬかもしれません

それこそ、つまらなくないですか?何のための人生だったんだろうって。

 

課長も部長も、ヒラも、死ねば一緒です。お金だって死ねば何の価値もありません。

公務員を辞めたら失敗した?いいじゃないですか。やりたいことをせずに挑戦もせずに死ぬほうがよっぽど嫌です。(そもそも失敗なんて捉え方の問題です)

関連記事【断言】公務員から転職して失敗?ありえません-自分の人生を生きる

 

あなたがどう生きたいのか、どう人生をまっとうしたいのか、考えてみてもいいのではないでしょうか。

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関連記事【私の体験談】公務員から民間に転職したメリットとデメリット

 

【オマケ】

気づいた人もいると思いますが、見出し写真はつなげると、エレファントカシマシの「今宵の月のように」の出だしの歌詞になります(笑)

私はエレカシが公務員のときすごく好きで、ライブも行ったりしてよく聴いていました。

公務員だった頃、「くっだらねぇ」と吐き捨てていたことがよくあり、そのたびにこの歌が脳内再生されていました(笑)

 

ついでに、この曲「俺たちの明日」もぜひ聴いて、元気出してください。

このライブバージョンがいいんですよね!Youtubeが擦り切れるほど聴きました(笑)

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