133_1

今、市役所の現役公務員だけど、起案してもいつも上司にダメ出しされて、うんざり。もっと勉強して頭良くなれば、こんなストレスなくなるかなぁ。上司の意見なんて、サッと反論できるぐらいになりたいなぁ。

 

今回はこんな疑問に答えていきます。

 

これは公務員時代に私が考えていたことです。

その後、私は本をたくさん読んだり、簿記の勉強をしたり、中小企業診断士の勉強をしたりしました。

 

今でもしていた勉強は役に立っているし、後悔はしていません。

ただ、「今だったらもっと良いやり方あるかもなぁ」とは思うので、その辺を現役公務員でスキルアップを考えている人にシェアしたいと思います。

 

結論を先に書いておくと、論理的な思考力ってこれからの時代、ますます大事になってきます。

また、マーケティングプログラミングの勉強もしておくと、公務員の狭い視野をグッと広げてくれるはずです。

勉強しない公務員は井の中の蛙です

133_2

私は市役所職員を7年間やっていました。

地方の市役所なので、普通に優秀で頭がキレる人は結構いましたが、そんなに尖った人はいませんでした。

 

あの市役所のひとつのコミュニティの中では優秀だけど、ひとたび外に出たらどうなんだろう??とは考えていました。

公務員は、職業の中でも特殊で、民間で直接使えるスキルがほとんどありません。

 

もし民間へ転職するとしたら、営業も経理ももちろん製造も、すべて未経験扱いになります。

社会のために働いている公務員なのに、世の中の職業と全然つながりがないなんて変ですよね。

 

実際私は公務員の7年間で簿記1級、2級、中小企業診断士でマーケティングや財務など企業経営のコンサルタントに必要な知識を勉強していました。

勉強していた当時は資格に固執していたんですが、今となってはその過程で得た知識やものの考え方の方が役に立っています。

 

特に中小企業診断士の勉強では、経営やマーケティングに関する本も何十冊も読みました。

本を読んで、勉強すればするほど、公務員がいかに狭い視野の中で生きているかわかるんですよね。

 

そして今は民間を経験して、フリーランスとして独立したので、余計に公務員のときは井の中の蛙だったと思ってしまいます。

スポンサーリンク

突き抜けるスキルアップ論【資格?簿記?=古い】

133_3

公務員は職業として安定しきっているし、給料も年功序列です。

だから、わざわざ勉強してスキルアップを図るモチベーションが、そもそも湧きにくい構造になっています。

 

とはいえ、公務員もこのまま定年まで、雇用が保証され続けるか分かりませんし、いち職業人として、常にスキルを向上させることは重要です。

そもそも、社会を動かす公務員の皆さん方が、頭の悪い人たちばかりだったら、困りますからね。

 

それぐらいの誇りは持ってほしいし、その誇りに見合ったスキルも身につけてほしいと思っています。

ここからは、私が考える公務員にチャレンジしてほしい勉強を3つ書きたいと思います。

 

よくある、簿記とか資格系のものではありません。

公務員としては一見関係ないようなものも含まれていますが、理由も説明していきますね。

これらを身につければ、公務員として周囲から頭3つぐらい突き抜けられると思います。

論理的思考

これは普段の仕事でも役に立ちます。

仕事で資料をつくるとき、ロジックがしっかりしていて、わかりやすい資料というのは、だいたい論理的な思考で作られています。

 

これは経営コンサルがよく使うスキルで、私も中小企業診断士の勉強のとき、すごくハマった時期があって、本を読み漁っていました。

本屋さんでも、論理的思考に関する本はたくさん出ているので、ぜひ読んでみてください。

マーケティング

公務員とは一見関係なさそうですが、世の中の動きを知る上で欠かせません。

ざっくり言うと、マーケティングとは「どうやったらモノが売れるのか」考えることです。

 

このマーケティング思考は、いろんな場面に応用できます。

たとえば、行政なら「どうすればこのイベントに、たくさん人が来てくれるか」にも使えますよね。

 

お気づきの人もいると思いますが、先ほどの論理的思考とも密接につながっています。

「どうすればイベントに人が来てくれるのか」を考えるなら、5W1Hに分解して整理すればいいのです。

  • いつなら、来てもらえるか
  • 場所はどこなら、来てもらえるか
  • 何があると、来てもらえるか

など、やみくもに考えるより、一気に考えやすくなりましたよね。

 

マーケティングは人間の心理や感情とも、密接に関わっているので、そうした知識もあると、住民をうまく説得できたり、誘導するのにも役立つはずです。(もちろん、悪用は厳禁)

プログラミング

プログラミングは近年脚光を浴びているスキルです。

かんたんに言うと、webサイトやサービスなどのコンピュータを使ったシステムを作ることです。

 

私も少しプログラミングを勉強していたことがあるので、分かりますが、プログラミングは論理的思考の実践になります。

プログラミングで一番単純な例が電卓です。

 

電卓は感情がまったくなく、すべて論理的に計算しますよね。

電卓というシステムの本質は、論理式の固まりで、それを作るのがプログラミングなのです。

 

プログラミングはひとつでも演算式が違うとエラーが出て動きません。

なので、プログラミングを勉強していると、否が応でも論理にシビアにならないといけないのです。

 

またプログラミングやそれをスキルとするエンジニアは、世界中で今人材が猛烈に不足しています。

給与も他の業界より高いので、公務員から転職や独立を考えている人にもぜひやってほしいですね。

公務員をしながら独学で身につけられて、なおかつ民間でも歓迎される数少ないスキルですよ。

【注意】やりすぎると公務員の仕事が退屈になります

133_4

この記事では私から、論理的思考、マーケティング、プログラミング、という3つのスキルを紹介しました。

「え?公務員がこれ勉強するの?」という印象があるかもしれません。

 

でもこれらを勉強すると、あなたのいる公務員組織の中で、スキルとマインドが一気に育ちます。

まず、これら3つをかなりの程度勉強すると、日々の仕事がサクサク進むようになってきます

 

起案文書や資料をつくることも、どんどん良いアイデアが浮かび、上司への説明も明快かつ論理的にできるはずです。

私はプログラミングこそ、当時はやっていませんでしたが、勉強すればするほど、仕事の難易度がどんどん下がっていくのが分かりました。

 

それは恐らく、中小企業診断士の学習を通じて、論理的思考やマーケティングをそこそこ勉強していたからだと思います。

それから、勉強すればするほど、公務員でいるのが退屈に思えてしまうかもしれません。

 

私もそうでしたが、勉強すればするほど実際に使ってみたくなります。

あなたの中で新しいマインドや価値観が育ってきて、公務員という枠に収まらなくなってくるのです。

 

ただ実際に組織を飛び出すかどうかは、一生で大事な決断になるので、あなたがしっかり考えてくださいね。

私は辞めることを決断しましたが、当然誰にでもおすすめできるものではないからです。

あわせて読みたい公務員を辞めたいと思ったら、最初に考えてほしいこと【即断するな】

 

公務員の仕事はAIに奪われるとか言われていますが、私の考えでは基本的に職業として安定し続けると思っています。

あわせて読みたい【OBの本音】公務員の将来性は曇り空 | 厳しいがこれからも安定する

 

どうせなら、そこにあぐらをかくのではなく、日々スキルを高めていってほしいと思います。

そして、世間の人から見ても、「だから公務員は」とか「世間知らずだ」と言われないような、公務員であってほしいですね。

OBとしてのささやかな願いです。

あわせて読みたい【公務員悩み相談】仕事がつまらない?明日死ぬかもしれないと思え

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう!