【TOEIC Part1】傾向と対策の基本のキホン | 失敗しないための勉強法

TOEICの勉強始めたばかりなんだけど、Part1で効率的に解く方法とか、コツってあるのかな?おすすめの勉強法も知りたい。

 

こんな疑問に答えていきます。

 

結論から言うと、Part1対策の勉強法の基本は、ディクテーションと単語力です

ディクテーションで正確なリスニング力をつけて、Part1によく出る単語をできるだけ多く覚えておくことが近道だと思いますね。

 

ちなみに私は現在TOEIC880点。

青年海外協力隊でジャマイカ(公用語:英語)に派遣され、帰国後は製造メーカーで貿易・海外営業の仕事をしていました。

 

そんな私もTOEICの勉強をし始めた頃は、リスニングが大の苦手で、最初に受けたTOEICはスコアも400点台でしたが、Part1だけはすぐ得点源にできました

この記事では、Part1の特徴と、解く際にいつも私が心がけていることやコツ、勉強法を解説していきます。

 

TOEICの勉強を始めたばかりで、Part1対策を効率的に進めたい人には、参考になるはずです。

ではいきましょう。

TOEIC Part1の特徴と傾向

180_2

Part1は写真をもとに4つのナレーションがあり、その写真について表現しているものを1つだけ選ぶという問題です。

たとえば、こちらは公式問題集vol.3の問題ですが、

official-book_1-r

 

この写真に対し、「男性はメガネをかけている」とか、「女性は手すりにつかまっている」とかのナレーションがあれば、それが正解です。

この場合、以下の4つがナレーションされ、

A: He’s looking at a picture.(彼は絵を見ている)
B: She’s opening her handbag.(彼女はハンドバッグを開けている)
C: They’re fixing a railing.(彼らは手すりを修理している)
D: They’re walking down some steps.(彼らは数段の階段を下りている)

正解は、D となるわけです。A, B, C は写真と全然違いますよね。

 

特徴と傾向としては、

Part1の特徴・傾向
  • 正解選択肢以外は、写真とは全然関係ない場合が多い
  • 判断に迷うような、微妙な選択肢はない(写真から一目瞭然でわかるものが正解)
  • 日常よく行う動作(持つ、座るなど)やモノを表現する英単語が数多く登場する

 

要するに、ちゃんと聞き取れれば、どれが正解なのかすぐに分かるというものばかりで、ひっかけ問題や、ひねったような問題は出ません

 

たとえば先ほどの写真で、「Pictures are illuminated by the ceiling lights.(絵はシーリングライトで照らされている)」だったら、正解でしょうか?

ぶっちゃけ、微妙ですよね。

こういうのは出ないということです。

スポンサーリンク

Part1対策の基本はディクテーションと単語力

180_3

Part1の特徴は、英語が聞き取りさえすれば、一目瞭然で正解を選べる(逆を言えば、不正解と確実にわかる)ということでした。

 

となると、対策は1つ、確実に聞き取る練習をするだけです。

Part1を聞き取る勉強法は

Part1対策の基本かつ王道
  • ディクテーションで1字1句確実に聞き取る練習をする
  • Part1頻出単語を覚えて、いろんな動作のパターンに備える

 

ディクテーションは、聞こえた音をそのまま英語で書き取る文字起こしで、リスニングに劇的な効果があります

私も青年海外協力隊でジャマイカにいた当初、現地の英語が早すぎて聞き取れなかったんですが、ディクテーションをやるようになってから、かなり聞き取れるようになりました。

 

ディクテーションはTOEICのリスニング対策全体でもとても有効なんですが、一方でデメリットとしては、時間がかかるんですよね。

慣れないうちは、5分ぐらいの音源を書き起こすのに、何時間もかかります

 

ただ、Part1の場合、1文1文が短いので、時間もかからなくてやりやすいと思いますよ。

ちなみに、このディクテーションは、スタディサプリの関正生先生もおすすめしている勉強です。

参考【効果大】TOEICリスニング学習で効率的にディクテーションをやる方法

 

もう1つは、Part1によく出る単語を覚えておくということ。

Part1は、日常会話でよく使う動作やモノに関する表現がキーになります。

 

たとえば、これも公式問題集vol.3の問題ですが、

official-book_1-2-r

 

この問題の選択肢に出てくる単語だけでも、ざっと以下のものがあります。

引き出し(drawer)、保管する(store)、棚の複数形(shelves)、壁に据え付けられている(be mounted on a wall)、吊るされて(be hung)、天井(ceiling)

 

be mounted (据え付けられている)というのもPart1ではよく出ますが、これらを知っていないと、せっかく聞き取れても正解にたどり着けません

Part1はワンセンテンス勝負で、長文のように前後から意味を推測することも難しいので、単純にその単語を知ってるかどうか?が勝負の分かれ目になったりします

 

問題演習をしつつ、しっかりPart1に出る語彙力を増やしていく努力も重要です。(おすすめの単語集は後半で紹介します)

参考:【記憶力が落ちてる大人は必見】TOEIC英単語の勉強法&覚え方の王道

消去法がPart1攻略の最大のコツ

180_4

これはリスニングセクション全体に言えることですが、TOEICのリスニング問題は消去法がめちゃくちゃ大事です。

 

いくらディクテーションを始めて、単語力も身についてきたとしても、本番当日では、間違いなく聞き取れない箇所や、知らない単語が出てきます。

TOEIC880点の私でさえ、そうですから。

 

そんなとき活躍するのが消去法なんですよね。

特徴と傾向で書いたように、Part1の不正解選択肢は、聞き取れれば一瞬で間違いと分かるものばかりです。

 

先ほどの、男女が数段の階段を降りている写真の、不正解選択肢を見てみてください。

A: He’s looking at a picture.(彼は絵を見ている)⇒ 絵なんて見てない
B: She’s opening her handbag.(彼女はハンドバッグを開けている)⇒ 肩から提げているだけ
C: They’re fixing a railing.(彼らは手すりを修理している)⇒ 修理なんてしてない

 

と、一発で間違いとわかるものばかりですよね。

なので、間違いが3つ見つかれば、正解にたどり着けますし、最悪2つまで絞り込めれば、正答率1/2まで持ち込めます

 

また正解選択肢を見つけた場合でも、他が違うと分かれば自信を持って答えられますしね。

Part1では、正解を選びにいくというより、間違いの選択肢を外していって、残りを選ぶという作戦でいく方が、圧倒的にスコアは伸びるはずです。

参考【皆知ってる】TOEICリスニングパートのコツ&解き方 -Part3,4の先読みが肝

【3選】おすすめ問題集と単語集

180_5

くり返しますが、Part1の基本的な対策は、ディクテーションとPart1頻出単語を押さえることです。

Part1は本試験でも6問しか出ないため、模試形式の問題集を使っても、ディクテーションは1回分(6問)はすぐ終わってしまいます。

 

そして単語にしても、6問で身につけられるボキャブラリーは限られてくるので、もっと数をこなすことが必要です。

そこで、Part1対策としては、公式問題集+模試形式の問題集を1冊買って、ディクテーションと語彙力を増やすことをおすすめします。

 

もちろん、手当たり次第解き散らかすのではなく、ちゃんと何度も復習してくださいね

問題集ばかり買って復習しないのは、一番やってはいけないやり方ですよ。

 

公式問題集 vol.4

公式問題集は少なくとも、直近の2冊は買っておきましょう

やはりTOEIC対策をする上で、公式問題集は本番を知る意味で、別格のクオリティです。

特にリスニングは本番と同じ人がナレーションをするので、耳慣れをしておく意味でも価値がありますよ。

 

TOEICテスト 新形式精選模試 リスニング

模試形式の問題集では、これがここ近年では一番評価が高いし、信頼性があると思います。

1冊で5回分入ってますし、Part1以外でもPart2~4対策でも使えるので1冊あると重宝するはずです。

 

また、Part1に頻出の語彙をひと通りマスターするなら、こちらの単語帳もいいですよ。

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ

TOEICの単語帳として定番中の定番です。

「パート1重要語100」という章で、Part1に頻出の単語もかなりカバーできます。

 

もう別の単語集を買ってしまったという人は、音声だけは無料でダウンロードできるので、Part1の部分だけでもチェックしておくといいですよ。

参考:【無料】金のフレーズの音声だけでTOEIC単語を効率的に勉強する方法

リスニング力を底上げすれば、Part1も伸びます

180_6

最後にざっとまとめます。

この記事のまとめ
  • Part1はひっかけ問題は出ない。勉強した分だけスコアにつながる。
  • 対策の基本は、ディクテーションと単語
  • Part1の問題文・選択肢をすべてディクテーションしよう(何度も復習必須)
  • Part1頻出単語は問題集を解きながら一緒に覚えよう(+金フレもオススメ)

 

この記事ではPart1対策について書いてきましたが、リスニングは総合力で決まるので、Part1ができる人は、Part2~4もそれなりにできますし、その逆もそうです。

リスニングに関して言えば、Part1~4のすべての対策が、あなたのリスニング力のベースを上げます。

 

なので、Part1~4まで、できるだけ満遍なく勉強することをおすすめします

初心者向けに、TOEICリスニング学習の進め方について、こちらの記事で詳しく書いているので、あわせて読んでみてください。

初心者のためのTOEICリスニング勉強法【その参考書では伸びません】

 

私が初心者から705点までにやったTOEICの勉強法は、こちらの記事でまとめています。

単語や文法、リスニング、長文まで全部書いていますので、参考にしてみてください。

【体験談】TOEIC400点台の初心者が、完全独学で705点までいった勉強法

 

最後に、知らない人のために念のため、こんな学習アプリもあるよという紹介です。

スタディサプリTOEICという有料アプリなんですが、実際に使ってみて予想以上に使いやすくて良かったので、ついでに紹介したいと思います。

 

私も実際に前回受けたTOEICの勉強の際に使ってみて、結果的にスコアアップもできました

stasapu_toeic_top

 

アプリで勉強というと、参考書で昔ながらの勉強をしてきた私なんかは、「どうせ無料アプリによくある、暇つぶしにもならないようなやつだろう」と思ってましたが、いい意味で期待を裏切られましたね。

講師は、何冊も英語学習本のベストセラーを持つ関正生先生

 

ちょっとした解き方のコツなども、関先生流に解説がありますし、各問題には関先生の解説動画も付いています。(以下、公式動画です)

 

私が先ほど書いた、ディクテーションも問題演習ごとにできるようになっていますし、やり方についても関先生の解説があります。

私はずっと独学で勉強してきたので、プロから教わるとやはり、独学では得られないような気づきが結構ありましたね。

 

利用料が月額2500円ぐらいかかるので、本を買って勉強するより少しお金はかかりますが、問題演習は毎月最新のものが更新されますし、実際に使ってみて、十分元は取れると感じました。

ぶっちゃけ、参考書を何冊も買わなくても、このアプリと公式問題集があれば、TOEIC対策は十分だと思いました

 

1週間無料体験もできるので、試しに使ってみるのもいいと思いますね。

詳しいレビューはこちらの記事で書いているので、興味がある人は読んでみてください。

【体験談】スタディサプリTOEICの評判&実際に使ってみて感じた効果

スポンサーリンク
【悲報】正直、こんな場合は独学では無理です

英語は完全独学でも話せるようになるし、TOEICも高得点が取れます。

私自身もTOEIC400点前半→705点までは、日本にいて完全独学で取れました。

ただ、1年半かかってるんですよね。

 

これはわりと平均的なスピードだし、ネットや広告で見るような独学3ヶ月で200点UP!とかは、たまたま好条件が重なっただけで、再現性も低いというのが私の考えです。

 

正直言って、3ヶ月で200点上げる方法なんて私には分かりません。

これが私の考える独学の限界です。

 

どうしても短期間でスコアアップをしたいなら、素直にスクールを使うのが賢明だと思いますね。

以下は私目線で、TOEICのスクールを3社に厳選し、徹底比較した記事なので、スクール選びの参考になるはずです。

【3選】TOEIC対策に強いおすすめのスクール | 短期間でスコアを上げる

 

TOEIC以外の、ビジネス英会話などのスピーキングでも、同じことが言えます。

個人的にはスピーキングを伸ばすなら、オンライン英会話がベストだと思ってますが、3ヶ月とかでそれなりの結果が出したいのなら、話は別。

 

何が原因で話せないのか、きちんと客観的に自己分析して、それに対応した勉強ができるなら、独学でもいいかもしれません。

だとしても、3ヶ月でそれなりに話せるようになるというのは、控えめに言ってギャンブルだと思いますね。

 

個人的には、どうしても短期間で英会話力を伸ばしたいなら、スクール1択です。

以下の記事では、私目線で、信頼できそうなスクールを3社厳選し、比較していますので、参考にしてみてください。

英語コーチングスクールとは?おすすめ4社を比較 | メリットとデメリットも

Twitterでフォローしよう!