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ディクテーションってリスニングに効果あるって聞くけど、TOEICでも同じように効果あるのかな?TOEIC対策に使える効果的な勉強法もあれば知りたい。

 

結論から言うと、ディクテーション自体がシンプルな勉強法なので、どうやっても基本的には効果的です

 

ただ、TOEIC対策をやる以上、無駄なことはしたくないと思いますし、スコアに直結するようなディクテーションの勉強をしたいはず。

そこで、この記事では、TOEICスコアに直結するような、効率のいいディクテーションの勉強法を紹介したいと思います。

 

ちなみに私は現在TOEIC880点で、英語初心者から始めて青年海外協力隊(英語圏のジャマイカ派遣)→帰国後は製造メーカーで貿易・海外営業をしていました。

私がディクテーションを始めたのはジャマイカにいた当時で、現地のネイティブな英語のリスニングができずに悩んでいた頃でした。

 

その時ディクテーションという勉強を知り、そこから毎日ディクテーションをして、一気にリスニング力が上がったという経験があります。

ディクテーションに興味はあるけど、本当にTOEIC対策につながるのか気になっている人には、参考になるはずです。

ディクテーションのメリット・デメリット

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そもそも、ディクテーションは私も実際にやっていて、明確にメリットとデメリットがあります。

これを理解しておかないと、この記事で紹介するディクテーションの勉強法をうまく理解できないはず。

 

勉強は納得してやると効果もモチベーションも高まるので、まずはメリットとデメリットを整理したいと思います。

【メリット】誰がやっても効果がある

ディクテーションとは、かんたんに言うと、音声を文字起こしするだけの勉強です。

 

ディクテーションがリスニング力アップに効果的だといわれるのは、以下のような特徴があるから。

ディクテーションの効果
  • 1語1語を集中して聞き取る(精聴)スキルが身につく
  • 聞き取れない箇所が明確になる(苦手発見)
  • 聞き取って文字にするまでの間、脳に保持しておく能力が鍛えられる

 

リスニング力とは精聴と多聴(たくさん聞く)のバランスが大切なんですが、TOEIC700点ぐらいまでは精聴の方が大事だと思っています

初心者はまず、英語の音を正しく理解していないため、たくさん聞き流していても雑音を聞いているだけで、効果が薄いんですよね。

 

ディクテーションでは音源の英文(スクリプト)と答え合わせをするので、実際の音と文字を正しく結びつけて記憶することができます。

だからこそ、ディクテーションで1語1語をしっかり集中して聞くことで、英語の音への感度が高まり、結果としてリスニング力が上がるのです。

 

ディクテーションは、特に注意すべき大きなポイントもなく、誰でも簡単にできるのがメリット。

ぶっちゃけ、誰がどうやったって効果は出ます

 

たとえば1語ずつ聞くとダメとか言われますが、それでもやらないより全然効果あります。

だからTOEIC対策用だろうが何だろうが、ディクテーションをする限り、リスニング力は上がるんです。

【デメリット】めちゃくちゃ時間がかかる

ディクテーションの最大のデメリットは、時間と手間がかかること。

 

通常リスニングをするときは、ちょっと聞き取れないところをスルーしながら、聞き取れる部分から全体を推測しながら聞きます。

ですが、ディクテーションとなるとそれが許されないので、1つ1つ立ち止まって聞き取れない部分を何度も聞き返しながら進むことになります。

 

聞き取れたはずなのに、いざ文字にしようとすると記憶から飛んでしまったり、とにかく時間がかかります。

私がディクテーションを始めたばかりの頃、4分ぐらいの音源を終わらせるのに、5時間ぐらいかかってましたよ、、

 

しかもそれは私がTOEIC705点だった時の話なので、500点ぐらいの人はもっと時間がかかるでしょうね、、

それぐらい時間も手間もかかるのが、ディクテーションの不便なところです。

 

しかも、人間の集中力はそんなに長い時間もたないので、何時間もやっていると飽きてきます

最初のうちはやってもやっても進まないことにイライラもしますし、ぶっちゃけストレスです

 

TOEICの勉強でディクテーションをやる場合、こうしたデメリットも考慮しなければいけません。

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TOEIC対策でディクテーションを効率的に取り入れる方法

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上記のメリットとデメリットを踏まえて、TOEIC対策でディクテーションを取り入れる方法を解説していきます。

一番良いのは、リスニングパートを全部ディクテーションすること。

 

効果絶大だと思いますが、これをやっていたら時間がいくらあっても足りません

TOEICの勉強は単語の勉強もあるしリーディングもあります。

 

リスニングの、しかもディクテーションばかりやっているわけにもいきませんよね。

そこで、ディクテーションの効果やその本質部分に着目して、効率的にTOEIC対策に取り入れる方法を以下に解説したいと思います。

Part1と2はディクテーション中心

まずPart1と2はディクテーションをしっかりやりましょう。

 

ディクテーションするのは、まずは公式問題集を使うといいですよ。

公式問題集のナレーターは本試験でも同じ人がナレーションを担当するので、ナレーターの声やクセに慣れることができます。

 

Part1は写真だけだし、Part2も問題用紙には英文は何も書かれていないので、すべてリスニングで聞き取るしかありませんよね。

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この問題文と選択肢を両方とも、すべてディクテーションするという勉強をお勧めします

具体的なやり方は以下のとおり。

Part1,2: ディクテーションのやり方
  1. 書き起こすためのノートかパソコンを用意する
  2. 最初は1問を通しで何度か聞いて、全体をリスニングする(聞き取れる部分と聞き取れない部分を把握)
  3. できれば2~3ワードずつ区切って、停止→巻き戻しで全体を書き起こしていく
  4. 10回ぐらい聞いても、どうしても聞き取れないものは空欄にしておく
  5. 英文(スクリプト)を見て答え合わせする
  6. どうして聞き取れなかったのか分析する(単語を知らなかった?知ってるけど聞き取れなかった?)
  7. もう一度聞き直す(復習)

 

ポイントとしては、聞き取る範囲は2~3ワードずつぐらいが妥当ということ。

1ワードずつだと、たしかにディクテーションはしやすいんですが、単語同士の音のつながり(音声変化)や、聞き取った後書き起こすまでに脳に短期的に記憶しておくスキルが身につきません。

 

最初は全然できなくて、何度も何度も聞き直すと思いますが、それが普通なので気にしないでくださいね。

 

Part1と2を全部ディクテーションする理由は、時間がかからないからです。

Part1と2は問題文も選択肢も1文だけなので、いきなり3~4分の音源をディクテーションして、私のように5~6時間かけるより、時間も手間も少なくて済みます。

 

しかも、Part1、2はワンセンテンスの1発勝負なので、逃さず聞き取る集中力が必要な点もディクテーションと相性がいいんです。

 

別の市販の模試や問題集を使ってもいいですが、公式問題集の方が得られるものが大きいので、効率の面でまずは、公式問題集をくり返しディクテーションしてみてください。

もっと詳しくディクテーションのやり方を知りたい人は、こちらの記事をあわせて読んでみてください。

【体験談】まじめにディクテーションやったら驚くほど効果があった話

Part3と4はシャドーイング中心

Part3と4は、ディクテーションでは時間がかかりすぎるので、代わりにシャドーイングを中心にやりましょう。

 

シャドーイングとは、流れてくる英語のすぐ後ろから同じセリフをくり返すトレーニングで、元々は同時通訳者の勉強法だったもの。

具体的にはこんな感じ。

 

シャドーイングは私がTOEIC400点台→705点にスコアを伸ばすにあたって、リスニングで一番効果があった方法です。

ここでも使うのは公式問題集。

 

具体的なやり方は、以下のとおりです。

Part3,4: シャドーイングのやり方
  1. 1問を、全体を通して聞く
  2. 聞き取れないところを集中的に聞く(何度か聞いていると、聞き取れたりします)
  3. どうしても聞き取れない部分を把握する
  4. 英文(スクリプト)を見て、答え合わせする
  5. 必要に応じて単語や構文を調べて、読んで完璧に理解できる状態にしておく
  6. 音声にあわせてシャドーイングをする
  7. 必要に応じて、発音の仕方や単語と単語の音のつながりをメモする
  8. 口が回らないところは集中的にやる
  9. どうしても口が回らないところは、音声を止めて自分のペースで音読する

 

ポイントは、100%音声を完全コピーするつもりでやること

発音や息継ぎのポイント、単語と単語の音のつながり、イントネーションも完コピを目指してやってください。

 

これはすごく重要で、適当にやっていると全然効果がないので注意してくださいね。

ちなみに私はこんな感じで英文にメモをして、公式問題集をシャドーイングのカンペみたいにして使っていました。

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シャドーイングも慣れるまでは、全然口が回らなくて苦労するはずです。

私も最初の頃はできない自分にイライラしたり、公式ナレーターの中では早口めなオーストラリア人の発音に腹を立てながらやってましたね、、

 

完コピを目指してシャドーイングをスラスラできるようになると、英語の音やリズム感が自分のモノのように染み付いてきます

これがリスニング力アップにつながっていくんです。

参考:正しいシャドーイングはリスニングに効く【聞き取れない初心者必見】

ディクテーション+シャドーイングが最強

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最後にまとめます。

この記事のまとめ
  • ディクテーションは誰がどうやっても、基本的に効果がでる
  • 4分のディクテーションで5時間ぐらいかかる
  • Part1、2はディクテーションをやる
  • Part3、4はシャドーイングをやる(ディクテーションだと時間がかかりすぎるため)

 

実は英語初心者にとっては、ディクテーションよりもシャドーイングの方が効果があるという研究もあります。

上位群については、シャドーイングとディクテーションの指導効果に差は見られないものの、中位群および下位群では、シャドーイングのほうがディクテーションよりも、有意にリスニングを伸ばす働きがあることがわかりました。

 

ここでの上位とか中位、下位というのは英語力のレベルが上中下という意味です。

じゃあ全部シャドーイングでいいんじゃないの?となりますよね。

 

ただ経験上、リスニングでは集中して細部を聞き取る(精聴)スキルというのは、非常に重要です。

一度やってみると分かりますが、ディクテーションをすると、今まで聞いていた気になっていただけで、実はスルーしていた音がいかに多かったのか気づかされます

 

しかもPart1、2はワンセンテンス1発勝負なので、集中して1音1音を逃さずに聞き取るディクテーションの方が相性もいいです。

ぜひ、シャドーイングとディクテーションを効率的に組み合わせて、TOEICのリスニングに挑んでほしいなと思います。

 

私が独学でこれまでしてきた勉強法は、すべて下記の記事で解説しているので、あわせて読んでみてください。

【体験談】TOEIC400点台の初心者が、完全独学で705点までいった勉強法

 

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