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これからTOEICの勉強を始めるんだけど、英語の勉強なんて学生以来だしなぁ。会社からはとりあえず600点って言われてるんだけど、どれぐらい時間かかるんだろう?

 

こんな疑問に答えていきます。

結論から言うと、400点前半から英語の勉強を始めたとすると、700~800時間ぐらいかかります

これは私の実体験から出した数字ですが、ネットでいろいろ調べてみても、わりと平均的な数字のようです。

 

この記事では、私の経験をもとに、

  • 何時間で何点ぐらい取れるのか?
  • そのとき、どんな勉強をしたのか?

といった内容を掘り下げて書いていこうと思います。

 

ちなみに私は今TOEIC880点で、前職では貿易・海外営業をしていて毎日仕事で英語を使っていました。

その前は私がTOEICを勉強するきっかけになった、青年海外協力隊でジャマイカ(公用語が英語)に派遣されていました。

その前は市役所に勤めていて、英語とは無縁の人生でしたが、働きながらコツコツ英語の勉強をしていたら、180度人生が変わりましたね。

 

これから書くことは、すべて私の実際の経験から来ているので、これからTOEICの勉強をする初心者の人には、参考になるはずです。

私がTOEIC705点までに要した勉強時間と歩みを振り返る

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冒頭で、初心者から勉強を始めた場合、TOEIC600点までに700~800時間ぐらいかかる、と書きました。

 

ここではもっと掘り下げて、時系列で私の勉強時間とスコアの関係を、グラフにしてみました。

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ちなみにこのグラフは概略を示すためのものなので、ざっと手書きで書いています。

 

見てもらうとわかるように、最初の500時間まではほとんど伸びず、500時間を越えたあたりから、一気に伸びてますよね。

これは私が体験したスコアの伸び方ですが、多少の差はあれ、本やネットを見ても、一般的にスコアの伸び方にはこうした傾向があるようです。

 

つまり、最初は勉強時間に比例しては伸びないけど、300~500時間あたりから、勉強時間にあわせてスコアは伸びていく、ということ。

以下、私の例で詳しく見ていこうと思います。

【~500時間】400点台で停滞

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前提としてまず私の場合、毎日平均すると2時間ぐらい勉強していました。

最初の半年は、ひたすら単語や文法などを中心に勉強していて、TOEICは受けていません。

そしてそろそろ受けてみようかと思って受けた結果が、400点前半だったと思います。

 

リスニングは全然ダメだし、リーディングは最後の長文が全然終わらず、色塗り大会になってました。

リスニングについては、伸びる気がしなかったので、英語耳という本で、発音を勉強し始めたもこの時期ですね。

発音をひと通りマスターし、満を持して挑んだ公開テストでは、依然として400点台でした。

 

とはいえ、発音をしっかり身につけたことで、リスニングでは、耳が英語の音を捕らえようとしている今までにない実感があり、手ごたえがありましたね。

リーディングは依然、長文で色塗りです。

【~600時間】500点台に突入

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リスニングについては、究極の英語学習法K/H System (入門編) という本に出会い、シャドーイングを始めたのがこの時期ですね。

 

この本は英語耳と並んだ私がすごく影響を受けた本で、正しいリスニングのフォームを教えてくれました。

 

一方のリーディングは、公式問題集など問題演習を中心にやっていました。

リスニングには危機感があった一方で、リーディングは慣れてくれば、そのうちできるようになるだろうとかなり楽観的でした。

そもそも私が大学受験のときは、今のようにリスニングは試験に出なかったし、勉強の仕方がまるで分からなかったんですよね。

 

リーディングは学生時代にそれなりにやっていたし、長文も勉強していたので、何とかなるだろうという気がしていました。

この頃受けたTOEICでは、ようやく、500点前半ぐらいのスコアが出るようになりました。

【~800時間】640点へジャンプアップ

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この頃にやっていた勉強は特にそれまでと変わらず、

  • リスニングは発音を大切にして、公式問題集を使ってシャドーイングをする
  • リーディングは問題演習を中心に

 

ひたすらコツコツと、勉強を積み上げていました

このあたりから、自分のしている勉強法にも自信が出てきて、「このまま続けていればきっと、結果は出るはずだ」と思っていましたね。

その確信のとおり、この頃に受けた公開テストで、いよいよ600点の大台に乗りました。

 

余談ですが、私の当時の目標スコアが640点でして、この時点で達成してしまったんですよね。

ちなみに私がTOEICを勉強するきっかけは青年海外協力隊だったんですが、英語圏の国を志願するときの最低スコアが当時640点でした。

【~1000時間】705点をゲット!

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この頃にやっていた勉強も、それまでと同様で特別なことはしていません。

基本的な方針は、リスニングはシャドーイングで、リーディングは問題演習です。

 

勉強法自体は変えていませんが、問題集や参考書は随時、必要だと思うものを買っていました

 

リスニングでは、英語リスニングのお医者さんとか、

長文では、解きまくれ!リーディングドリルTOEIC TEST Part 7とかですね。

 

協力隊には無事合格していたんですが、派遣前に最後に受けたTOEICでは、705点というスコアになっていました。

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初心者から700点を目指す人向けの学習プラン

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以上が私のTOEIC学習の軌跡ですが、ざっくりまとめてみると、

  • 最初の伸びない時期が一番キツイ
  • 正しい勉強を積み上げて、600時間を越えてくると、600点が射程圏に入る
  • 600点から700点までは地続きなので、ひたすら積み上げるだけ

 

これを踏まえて、私のように初心者から英語の勉強を始める人に向けて、学習プランを考えてみました。

初心者から始めるTOEIC学習プラン
  • 【~500時間】時期には単語・文法、発音をしっかり固める
  • 【~1000時間】リスニングでは発音を大事にしつつ、シャドーイングを取り入れる。リーディングは問題演習を中心に。

 

英語は究極的には基礎を固めてしまえば、あとは地続きなので、努力を積み上げれば700点ぐらいはいけます。

経験上、個人的には基礎を固める時期は、「基礎だけやる」と割り切ってしまっていいと思います。

 

公式問題集をやったり、いろんなものに手を出して中途半端になるより、「今はリスニングは発音だけを集中的にやる」とかの方が、効率的だと思いますね。

基礎ばかりやっていても、全然スコアは伸びませんが、心配しなくて大丈夫ですよ。

しっかりした足腰を鍛えておけば、問題演習に取りかかったとき、その強靭な筋力を使って一気にジャンプできるはずです。

 

正直、今のTOEICは、昔の参考書に書いてある解法テクニックとかは、ほとんど関係ありません。

私も最初の頃、そうした本を買ってやってみたことがあるんですが、ビックリするほど意味なかったですね(笑)

現代のTOEICは、実力があればきちんとスコアは出るようになっています

 

まずはコツコツ、基礎学習を積み上げていくのが、まちがいなく近道です。

あわせて読みたい【体験談】TOEIC400点台の初心者が、完全独学で705点までいった勉強法

英語は果てしない長丁場です【最後まで続けた人が勝つ】

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600点まで800時間かぁ・・・と、ため息をついた人もいると思います。

毎日平均で2時間勉強しても、1年以上かかる計算ですからね。

 

私の場合、どうしても青年海外協力隊に行きたかったので、なんとか心折れずに勉強を続けることができました。

先ほど紹介した英語耳という本は、私のリスニング学習を正しい道に導いてくれた”恩書” なのですが、本の中でこんな一節があります。

結局、語学の学習の秘訣は「壮大な慣れ」です。

英語耳 ~発音ができるとリスニングができる(松澤喜好 著)

 

私は今も英語を勉強し続けていますが、この言葉はまさに真理を突いていると思いますね。

勉強時間の話で言えば、最初の600時間は基礎を固める時期で、英語の作法を学ぶようなものです。

 

きちんと作法を身につけた先は、この言葉のとおり「壮大な慣れ」の積み重ねなんですよね。

「600点→700点が地続きだ」と書いた理由もこれです。

 

私は留学なし、完全独学で705点までいきましたが、独学で挫折しやすい原因と対策をこちらで書いているので、興味がある方はどうぞ。

なぜ初心者は独学でTOEIC700点を取れないのか?【挫折する原因は2つ】

 

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