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TOEICの勉強してるんだけど、800点や900点の人って、ぶっちゃけどのぐらい英語できるんだろう?映画とか見てても、ほとんど聞き取れたりするのかな?

 

こんな疑問に答えていきます。

結論を先に書くと、私は現在TOEIC880点ですが、洋画や海外ドラマはモノによりますが、ストーリーを楽しめるほどは聞き取れません

ただ前職では貿易・海外営業で毎日英語を使って仕事をしていました。

 

こうした疑問は、私も初心者の頃によく考えていました。

この記事では、TOEICのスコアごとに、”そこから見える景色” を書いていきます。

私もTOEIC400点前半の初心者から勉強を始めて、これまでに青年海外協力隊で英語圏に派遣されていたり、仕事で英語を使っていたりしました。

 

私自身の体験はもちろん、周囲には英語を勉強していた人もかなりいたので、そこそこリアルな情報で書けるはずです。

ただし1点だけ、注意してほしいことは、TOEICだけでは正確な英語力は測れないということ。

TOEIC(L&R)ではスピーキングの試験はありませんし、日常会話表現も試験には出ません。

 

ですので、あくまでこれから書くことは、参考値として考えてもらえればと思います。

TOEICスコアと英語力のリアルな目安

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では、ここから本題に入っていきますね。

各スコアの説明では、そのスコアを持っている人が見ている景色を、リアルにイメージできるように書いています。

なので、必ずしも4技能(読み書き話す聞く)を網羅的に書いていませんので、ご容赦ください。

【400点~】単語を知ってるレベル

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それまで英語と無縁だった私が、社会人になってTOEICを始めて最初に受けたTOEICが、このレベルでした。

400点台だと、単語だけは知ってるけど、リスニングもリーディングもまるで苦手な状態です。

文法はそこそこ分かっていて、TOEICでもPart5、6はそこそこできますが、4技能にはほとんど役に立ちません。

 

いわゆる初心者レベルというのは、このあたりのレベルを指すと思います。

会話ができたとしても、Hello, Thank you, How are you? など、誰でも分かるようなフレーズが言えるぐらいですね。

【500点~】リスニングは雰囲気で聞く程度

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英語の初心者を何とか脱したレベルです。

ちなみに私は、このレベルにたどり着くまでに、勉強時間は600時間ぐらいかかりましたね。

 

500点を越えたからといっても、400点台の人とやれることはほとんど同じです。

相変わらずリスニングも何言ってるかわかんないですし、スピーキングも全然です。

 

しかし、スキルの上では変化がないように見えますが、本人の実感レベルでは少し変化の兆しが見えてくるはず。

リスニングにしても、今まで完全にちんぷんかんぷんだったのが、耳が英語の音を追うようになります。

 

聞き取れるまではいかないので、スコアには現れにくいですが、どんな話をしているのか?という雰囲気は掴めるようになってくるはずです。

スピーキングに関しては、オンライン英会話や英会話スクールにでも行かない限り、全然話せないレベルだと思います。

 

私の知人で青年海外協力隊に参加した人で、このレベルの人は多かったですが、ほぼ単語だけで話す感じですね。

リスニングも雰囲気だけで理解しようとするので、まだ内容を聞き取れるレベルではなかったと思います。

【600点~】かなり手加減してくれれば、少し会話ができる

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このあたりに来ると、ようやく英語を読んだり聞いたりということに、少し慣れてきます。

仕事でちょっとした英文を読んだり、書いたりすることも、辞書を引きながらなら、こなせるようになるはずです。

 

ゆっくりなら英語を聞き取ることもできるので、英会話も慣れてくればできるようになります。

ただ、スピーキングの方は英会話でも通っていない限り、「自己紹介がやっと、、」という感じだと思います。

知識としては知ってるはずの文法も、口からはまったく出てこないレベルですね。

 

協力隊の派遣前の語学研修では、このレベルのクラスに入っていました。

リスニングは、聞き取れないところを何となく推測しながら、やっと理解するという感じですね。

 

スピーキングも、soとかbecause、andなどの接続詞を使って、話を論理的に組み立てることはできます。

ただ基本的に、「私は~です/する/していた」みたいな簡単な「主語+動詞」のタイプの構文しか言えないので、言葉に詰まることが多かったですね。

【700点~】困りつつも海外生活できるが、仕事はまだ厳しい

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私が青年海外協力隊でジャマイカ(公用語は英語)に派遣されたときが、705点でした。

 

現地での生活はすべて英語でしたが、そこそこ聞き取れるので、かんたんな日常会話ぐらいなら可能です。

聞き取れるといっても、聞き取れない部分を推測することがほとんどなので、話の文脈やシチュエーションが分かりやすいものでないと、リスニングは難しかったですね。

 

スピーキングも私はTOEICをずっと勉強してきたので、感覚的には自分の言いたいことは2割ぐらいしか表現できませんでした。

まだ頭で翻訳して考えながら話すので、話すスピードもゆっくりだし、しょっちゅう言葉に詰まってましたよ。

 

仕事では、メールのやり取りぐらいなら問題ないと思います。

私も貿易・海外営業の仕事をしていましたが、メールは調べながら作れるし、相手がノンネイティブでも誤解のないように簡潔に書くことが重要なので、難しい表現はそもそも不要です。

 

一方で商談や会議となると、話は別。

協力隊でジャマイカにいた頃、何度もミーティングがありましたが、内容を聞き取るのはかなり難しかったですね。

 

聞き取りがあやふやだと、必然的に発言もしにくい、というか事実上かなり困難です。

全然聞き取った内容が違っていて、的外れな発言になる可能性が大きいですからね。

 

ちなみに、私が完全独学で400点台から705点にたどり着くまで、1000時間ぐらいかかっています。

各スコアと勉強時間の目安は、こちらにまとめて書いているので、興味のある人はどうぞ。

【実体験】TOEIC400点前半→705点までに要した勉強時間と学習プラン

【880点~】英語で仕事ができる

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私もジャマイカではプライベートでも一生懸命、英語の勉強をしました。

その結果、帰国後に受けたTOEICでは875点を取ることができたんです。

 

思えば、ジャマイカにいた後半はかなり英語スキルという意味では、変化がありました。

毎日オンライン英会話をしていたし、ディクテーションも取り入れ始めたので、英語レベルは格段に上がっているのが実感できていました。

 

まずリスニングでは、推測聞きは依然としてありますが、かなりの程度内容を理解できるようになりましたね。

聞き取れる自信は話す自信へとつながり、スピーキングも言いたいことはほぼ英語で言えるようになってきます。

 

帰国後は、先ほど書いたように、貿易・海外営業の仕事をしていましたが、英語力が問題になるケースはほとんどなかったですね。

ビジネスで英語を使う場合、最終的には「どんな英語を話すか」より「何を話すか」の方が重要ですね。

このレベルになると、話す中身のスキルを伸ばしていく方が大事だと感じました。

 

それから、映画や海外ドラマがどの程度聞き取れるか?ですが、モノによりますが、まだ字幕なしで内容を楽しめるレベルではないですね。

【950点~】英語のセミプロ

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ここからは私は到達していないレベルなので、本などで見聞きした内容と、個人的な推測です。

基本的には、私の現在地TOEIC880点と950点以上の人では、英語スキルはそれなりに開きがあると思っています。

 

900点を少し超えるぐらいなら、私も模試ではそれぐらい取れていたので、そこまで差はないと思いますが、950点以上というのは、今の私のレベルでは無理ですね。

恐らくですが、リスニングは推測で聞く範囲は、かなり限定的になっていると思います。

TOEICのリスニングテストで言えば、ほとんど推測なしで1字1句聞き取れるレベルだと思いますね。

 

仕事に関して言えば、ほぼ制限がないぐらい日本語に近いレベルで、英語で業務をこなすことができるはず。

 

映画や海外ドラマが字幕なしで聞き取れるかについては、残念ながら、このレベルではまだ難しいと思います。

瞬間英作文の著者で有名な森沢洋介さんは、著書の中で、こう説明しています。

英語で仕事、生活の会話全て流暢にこなせる。英語圏で暮らしても障害ほとんどなし。英語を話すことで疲れない。・・・新聞・雑誌・ペーパーバックを寝転がって楽しんで読める。しかし、複数のネイティブ同士の非常にカジュアルな会話の中に投げ込まれたり、早口でぞんざいな発音で話される映画やテレビドラマを見たりすると半分程度しかわからない。・・・TOEICは900点~満点。

 

映画は半分くらいしかわからない、と書いていますね。これはかなり真実だと思います。

私のレベルでもモノによって、半分も聞き取れればかなり良い方ですね。TOEIC880ぐらいでは、3割ぐらいが平均だと思います。

参考【英語上達完全マップ】なぜ基礎固めでペラペラになれるのか?

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【再確認】正直、スコアで測れることは少ない

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冒頭に書きましたが、TOEICのスコアだけでは英語力は測れません。

この記事で書いた内容も、あくまで私の実体験がベースです。

 

私は青年海外協力隊で英語圏に住んでいた経験もあるし、仕事で英語を使っていた経験もあります。

ですので、英語と関係ない仕事をして、英会話も通わず、TOEICだけ勉強してきた880点とは見えている景色が全然違うはずです。

 

TOEICの勉強をしているあなたに、個人的に言えることがあるとすれば、できるだけ目標スコアを取った”その先”を考えて動いてほしいと思いますね。

TOEICだけ勉強してきた人の場合、900点を取ったとしても、全然話せないはずです。

 

私もスピーキングについては、すごく苦労した経験があるのでわかりますが、意識的に勉強しないと絶対に話せるようになりません。

まずはTOEICを最優先し、目標スコアに近づいてきたら、オンライン英会話など、実際に話すためのスクールに通うことも考えていった方がいいですよ。

 

TOEICの勉強法はこちらにすべて書いているので、興味のある人はあわせて読んでみてください。

わりと正攻法の、正しいルートでTOEICを伸ばしてきたという自負があるので、参考になるはずです。

【体験談】TOEIC400点台の初心者が、完全独学で705点までいった勉強法

 

基本的に私はTOEICの勉強は独学でやってきましたが、念のため最近のトレンドも2つ紹介しておきます。

独学より多少お金はかかるので、マイペースに参考書を買って勉強したいという人は飛ばしてOKです。

 

1つ目は英語コーチングスクールという、短期集中で結果を出す英語塾。

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こちらは2ヶ月で30万とか桁違いの受講料がかかるのですが、近年かなり受講者を増やしています。

共通しているのは、「お金はそこそこいただきますが、その代わり結果は保証します」というもの。

 

独学よりお金がかかるのは明確なデメリットですが、英語は一度身につけてしまえば価値は一生続きます。

社内でのポジションを上げたり、外資系に転職するなど、キャリアアップを見込んでいるなら30万の受講料なんて、即効で回収できるレベルです。

 

それよりも、逃げ道をなくして英語をしっかり身につけた後の、あなたのキャリアを想像してみてください

少なくとも私のレベルでも、外国人と普通に英語で商談もしましたし、バリバリ毎日英語を使って仕事をしてました。

 

こうしたコーチングスクールも、時間と結果をお金で買うだけなので、一時の出費を気にならないなら、全然悪くない投資だと思いますね。

念のため紹介しておくと、都内ならRIZAPイングリッシュ、オンライン完結ならサッカーの本田選手がCMをしているプログリットあたりが定番です。

 

どちらもTOEIC対策コースがありますし、30日間無条件の全額返金保証もついています。

気になる人は無料カウンセリングだけでも、受けてみてもいいかなと思いますね。

 

それから2つ目は、私が前回受けたTOEICの際に使っていたスタディサプリTOEICというアプリです。

世界一わかりやすいTOEICテストの英単語」などの著者 関先生が講師をしていて、CMなども流れているので知っている人も多いはず。

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先に書いておくと、利用料が月額2500円ぐらいかかります。

先ほどのコーチングスクールよりは、はるかに安いですが、できるだけお金をかけたくない人には向かないかもしれません。

 

ただ私も実際に使ってみて、完成度の高さと使いやすさには驚きました。

アプリで勉強なんて、子供だましだと思っていたんですが、全然そこらの無料アプリとは、コンセプトがまるで違いましたね。

内容的にはこれ1つと公式問題集があれば、TOEIC対策がほぼできてしまうぐらいのクオリティです。

 

私が独学でやっていた発音やシャドーイングなども、すべて基本機能で学習できますし、問題演習も毎月最新の問題が更新されます。

また関先生が監修し、演習問題の解説もしているので、分からなくて挫折するということがまずないと思いますね。

 

参考書を選ぶ手間や、イマイチな参考書を買ってしまうリスクを考えると、悪くない投資かなと思いました

参考書だって1冊1500円以上はするのを考えれば、私も結局705点を取るまでに、10~20冊ぐらいは参考書や問題集を買ったはずなので。

 

スマホアプリなので、スキマ時間にもいつでも勉強できて、続けやすいのも良かったですね。すごく使いやすかったですし。

詳しいレビューはこちらの記事で書いているので、興味がある人は読んでみてください。

【体験談】スタディサプリTOEICの評判&実際に使ってみて感じた効果

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【悲報】正直、こんな場合は独学では無理です

英語は完全独学でも話せるようになるし、TOEICも高得点が取れます。

私自身もTOEIC400点前半→705点までは、日本にいて完全独学で取れました。

ただ、1年半かかってるんですよね。

 

これはわりと平均的なスピードだし、ネットや広告で見るような独学3ヶ月で200点UP!とかは、たまたま好条件が重なっただけで、再現性も低いというのが私の考えです。

 

正直言って、3ヶ月で200点上げる方法なんて私には分かりません。

これが私の考える独学の限界です。

 

どうしても短期間でスコアアップをしたいなら、素直にスクールを使うのが賢明だと思いますね。

以下は私目線で、TOEICのスクールを3社に厳選し、徹底比較した記事なので、スクール選びの参考になるはずです。

【3選】TOEIC対策に強いおすすめのスクール | 短期間でスコアを上げる

 

TOEIC以外の、ビジネス英会話などのスピーキングでも、同じことが言えます。

個人的にはスピーキングを伸ばすなら、オンライン英会話がベストだと思ってますが、3ヶ月とかでそれなりの結果が出したいのなら、話は別。

 

何が原因で話せないのか、きちんと客観的に自己分析して、それに対応した勉強ができるなら、独学でもいいかもしれません。

だとしても、3ヶ月でそれなりに話せるようになるというのは、控えめに言ってギャンブルだと思いますね。

 

個人的には、どうしても短期間で英会話力を伸ばしたいなら、スクール1択です。

以下の記事では、私目線で、信頼できそうなスクールを3社厳選し、比較していますので、参考にしてみてください。

英語コーチングスクールとは?おすすめ4社を比較 | メリットとデメリットも

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