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TOEICの勉強をしていて、シャドーイングとか音読に興味があるんだけど、スコアアップに効果あるかな?実際にやってみた人の体験談が知りたい。

 

私は現在TOEIC880点で、青年海外協力隊で英語圏のジャマイカにて活動、帰国後は製造メーカーの貿易・海外営業職で働いていました。

 

そんな私も元々は英語とは無縁の市役所職員でして、初めて受けたTOEICは400点前半でした。

私が青年海外協力隊を目指して勉強を始めたのですが、リスニングだけはなかなか伸びなかったんですよね。

 

それを救ってくれたのが発音学習と、今回紹介するシャドーイングと音読でした

それまで半年以上全然手ごたえのなかったリスニングが、どんどん聞き取れるようになったんですよね。

 

この記事では、私がシャドーイングと音読をどのように勉強していたのか、TOEICのリスニング対策としての効果はどうだったのか、詳しく解説していきます。

TOEIC600点未満でリスニングが伸びなくて、勉強法に悩んでいる人には参考になるはずです。

【シャドーイング+音読】私のTOEICリスニング勉強法

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まず最初にシャドーイングと音読について、私がしていた勉強の概要を書いていきます。

リスニングの勉強で私が最初にやったのは発音でした

 

TOEICのリスニングがどうしても聞き取れなくて、このまま問題集を解いているだけでは、何も進歩しない気がしたんです。

そこで最初にたどり着いたのが英語耳という発音学習で、ここで個々の単語の発音を発音記号から集中的に身につけました

 

でも期待に反して、単語の発音だけ勉強してもスコアは伸びなかったんですよね。

そこで取り入れたのが、シャドーイングと音読だったんです。

 

シャドーイングって何だっけ?という人はこちらの動画を見てください。流れる英語の音のすぐ後ろを付いてマネする、元々通訳者のための勉強法です。

 

厳密に言うと、私の場合シャドーイングがメインで、音読はどうしてもシャドーイングでついていけないところをやるサブ的な感じでした

だから音読をメインで勉強していたわけではないので、あまり音読の方法は一般的なことしか知りません。

 

ただ、シャドーイングをしているように、発音やテンポも忠実に音読するようにしていました

シャドーイングについては、100%完コピを目指して、できるだけ音源に忠実にモノマネをするような感じです。

 

このシャドーイングと音読の勉強だけで、TOEICリスニング対策は相当効果がありましたね。

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私の身に起きた変化と効果【スコアは250点ぐらいUP】

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私が青年海外協力隊でジャマイカに派遣される前に、TOEIC対策として特別にやっていたのはシャドーイングと音読だけです。

これだけで、TOEIC705点まで行きました。

 

私の場合、発音をある程度身につけてからシャドーイングと音読をやりましたが、実感レベルとしても、リスニング力が上がってきているのが分かりました。

まず、発音を身につけた段階では、ただ音が今までよりも鮮明に聞こえてくるようになっただけでした。(←これだけでも十分進歩ですが)

 

リスニングが全然苦手な人はわかると思いますが、1つ1つの単語がぼんやり聞こえると思うんですよね。

それが発音の勉強をしてから、単語の発音はクリアに聞こえるようになりました。

イメージ的には、耳が音をしっかり捕まえている感じです。

 

シャドーイングと音読を始めてからは、単語だけでなく、センテンスや固まり単位で音が聞き取れるようになりました。

それから、音が頭に入ってくると同時に意味も入ってくるようにもなりました

 

事実として、リスニングにおいては音を聞き取れることより、意味を取る方が圧倒的に難しいので、私の場合も順番としては

単語が聞き取れる → センテンスで聞き取れる → 意味が取れる

の流れでリスニング力が上がっていきました。

 

これぐらいできるようになると、TOEIC700~800点ぐらいは狙えるはずです。

シャドーイングは発音とリズムを忠実に【100%完コピを目指す】

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では、シャドーイングについて具体的にみていきます。

 

私がシャドーイングの勉強で参考にした本があって、シャドーイングの作法とかコツとかすべてをこの本で学びました。

究極の英語学習法K/H System (入門編)

 

まずシャドーイングで、一番大切なポイントは「100%完全コピーを目指す」ということです。

完コピするというのは、息継ぎのタイミングから、音の強弱と高低、テンポ、リズム、個々の単語の発音、全部を含みます。

 

完コピを目指すうえでは、以下の3つを理解することが必須です。

  • 文章の構造と意味
  • 発音
  • ビート
  • 音声変化

 

そもそも、意味がわからない文をシャドーイングしてもまったく効果ありません。

シャドーイングしようする文はすべて読んで、文法や構文、意味が完全に理解できた状態でシャドーイングをしてください。

 

発音は私が英語耳で勉強したような、個々の単語の発音のことで、ビートとは英語特有のリズム感のことです。

英語は強弱で発音する言語で、日本語が高低で発音するのとは根本的に違います。

 

強弱の中でも強く発音するところをアクセントと言いますが、この強弱の使い分けをしながらシャドーイングすることが大切です。

たとえば、I have a dog in my house. という文では、I have a dog in my house. という感じで、I と dog、houseの部分を強く読んで、他は流れるようにサラっと発音するのが普通です。

 

この強弱のリズムをいい加減にして適当にシャドーイングしても、効果は半減どころか3割ぐらいしか意味がなくなるので、注意してください。

またセンテンス単位での発音を考えたとき、音声変化も重要です。

 

さきほどの例文でいくと、

I⌒have⌒a dog⌒in my house. という感じになり、単語の最後と次の単語の最初がくっつくという現象が起こります。

 

I have のところでは、haveのhが音が消えて、「アイァブ」みたいな発音になりますし、haveとaがくっついて「ァヴァ」という感じになります。

これはTOEICのリスニングでも同じで、ネイティブの人たちはセンテンスを読むと、自然と音声変化をさせて読むんですよね。

 

これも音がどう変化しているのかをしっかり把握しながら、シャドーイングをすることが完コピには欠かせません。

では何をシャドーイングするかですが、私はTOEIC公式問題集のリスニングパートをひたすらシャドーイングしてました

 

そうするとナレーターの発音のクセも分かるし、一度解いた問題なら意味も分かっているので、シャドーイングに適しています。

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私の場合はこんなふうに鉛筆で、強く読むところに山を書いたり、音がつながるところに⌒を書いたりしていました。

 

シャドーイングについては、こちらの記事で、私がK/Hシステムで学んだこと、注意点などをより詳しく解説しています。

もっと知りたい人はあわせて読んでくださいね。

正しいシャドーイングはリスニングに効く【聞き取れない初心者必見】

音読はシャドーイングが難しい箇所を中心に

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音読は先ほど書いたように、シャドーイングで口が回らないところを、個別にやっていた感じです。

 

私はシャドーイングするスクリプトには、すべて先ほどの写真のように鉛筆で山や⌒を書いていました。

なので、ぶっちゃけ音がなくても、そのスクリプトとメモを見るだけで、どういう発音とリズムで読めばいいのか分かるんですよね。

 

逆に、メモを書いていたのは、音がなくても音読できるようにという目的だったりもします。

シャドーイングは、慣れないとそもそも口がうまく回りません。

 

早口言葉でつっかえるのと一緒で、英語は日本語とは全然違う口の筋肉の使い方をするので、最初のうちはシャドーイングに付いていくことすら困難だったりします。

それに、あのオーストラリア音声のナレーターの早口には本当に苦労しました。

 

リスニングだけでなく、シャドーイングも口が付いていかないんですよね。

そこで登場するのが音読なんです。

 

まずは音がなくても音読できるように、音源を何度もくり返し聞きながらどこを強く読むのか、息継ぎはどこか、音がつながる部分はどれか、すべて鉛筆でスクリプトにメモしていきます。

スクリプトのメモが終わったら、あとはそれに沿って、自分のペースで ”独りシャドーイング” をする感じで音読します

 

音読するスピードは自分のできる範囲でいいですが、発音や音声変化、強弱のリズムなどはシャドーイングと同じで、完コピを目指してやること。

音読している最中で、「あれ、これどうやって読むんだっけ?」となったら、自己流で音読せずに、音源を再度確認して、あくまで音源に忠実にやるようにしましょう。

シャドーイングと音読はリスニングに必須です【異論なし】

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では、最後にまとめです。

この記事のまとめ
  • 私のTOEICリスニングの勉強は、まず発音を勉強した
  • 英語の発音がある程度身についた後、シャドーイングと音読を中心にやった
  • 基本的に発音、シャドーイング、音読だけで、TOEIC705点までいけた
  • 発音だけだと音声変化や英語特有のリズムが身につかない → スコアも伸びない
  • シャドーイングと音読でスコアがどんどん伸び始めた
  • シャドーイングは音源を忠実に100%完コピする勢いでやること
  • 音読はシャドーイングで口が付いていかないところをやる
  • 音読もシャドーイングと同じで、音源に忠実に完コピを目指す

こんな感じです。

 

シャドーイングと音読については、英語学習者の間ですでに有名なので、効果を疑う人は少ないと思いますが、念のため補足しますね。

音読を推している業界で有名な人としては、瞬間英作文の著者として有名な森沢洋介さんがいます。

 

著書の中で森沢さんは、音読パッケージと称して、シャドーイング+音読の勉強はリスニングに効果があると書いています。
 

初心者から中級の入り口(TOEIC600くらい)までは、ほぼ音読パッケージだけでいいでしょう。・・・かなりのレベル(TOEIC800を越えるあたり)に達するまで、限られた分量の教材を丹念に音読パッケージで消化することを中心にして、独立したリスニングはサプリメント程度にやる程度で結構です。

 

彼の言う音読パッケージとは、シャドーイングと音読、それにリピーティングという勉強法を加えたもの。

※ちなみにリピーティングとは、音源を聞いたあとに(音が終わってから)、音が無い状態でそれを再現するもので、音のすぐあとに音に付いていくシャドーイングのバリエーションとも言えます。

参考:ロングセラー「英語上達完全マップ」の勉強法【3分でポイント解説】

 

私がリピーティングは当時やっていなかったし、発音の勉強もしていたので、彼のメソッドを同じようにやっていたわけではありません。

ただ、シャドーイングと音読だけである程度のスコアまで行けるというのは、体感的に本当だと思いますね

 

音読はただ適当に読んでいるだけだと効果は薄いので、私がやっていたようにシャドーイングの延長でやるというのは、おすすめです。

 

この記事では、TOEICのリスニングの勉強法について、シャドーイングと音読に絞って解説しました。

もう少し広く、TOEICリスニング対策の全体像をこちらの記事で書いていますので、あわせて読んでみてください。

初心者のためのTOEICリスニング勉強法【その参考書では伸びません】

 

私が独学でこれまでしてきた勉強法は、すべて下記の記事で解説しているので、あわせて読んでみてください。

【体験談】TOEIC400点台の初心者が、完全独学で705点までいった勉強法

 

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