zissen-business_boring_eye

実践ビジネス英語、、

英語の上級者であれば、必ず1度はやってみようか考えたことがある、有名な講座です。

 

「NHKラジオ英語講座で最高峰のレベル」という、知識人の仲間入りをしたような気分になりたくて、一種の憧れもありました。

 

ストリーミングで聞いてみると、それはそれは落ち着いた雰囲気の、まさにハイクラスな英語講座という感じでした。

「実践ビジネス英語をやっている」なんてカッコ良さそうだし、よしやってみよう!

そう思ってトライすること過去2度。

 

そして、2回とも、あえなく数ヶ月で挫折することになりました

の記事では、実践ビジネス英語を私が挫折した理由と、なぜ実践ビジネス英語が長年にわたって人気なのか?という点を、これを機会に再考してみたいと思います

 

巷では非常に評判の良い実践ビジネス英語ですが、この記事では基本的に、その評判を覆します(笑)

1つぐらい反対意見もあった方が健全でしょう(笑)

スクリプト&ディクテーションクイズ終了の裏側

zissen_business181228_post-r

このブログでは、NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」を使って、2018年10月~12月いっぱいまで、スクリプト&ディクテーションクイズの記事を、毎回の放送後にアップしてきました。

こんな感じにやっていました(↓)

 

私が過去にやっていた頃に感じていた、

  • ヘザーさんのスクリプトがテキストに載ってない
  • 毎回の感想やレベル感を共有する場所がなかった
  • 一人でやっていても全然つまらなかった

という点を少しでも軽減して、現在がんばって受講している人たちの役に立てばいいかなという感じで始めたものでした。

 

この辺の、実践ビジネス英語の記事をブログ化しようと思ったきっかけについては、こちらの記事で書いています(↓)

 

そして、毎回の放送を聞くことで、私自身の英語の勉強も兼ねようと思っていたのです。

最初は単にテキストに載っていないスクリプトと、聞き取りが難しかった箇所のリスニング解説をしているだけのブログ記事だったのですが、書いているのがつまらなく、次第に嫌になってきました(笑)

 

なんか変化をつけようかと思い、後半からスクリプト+空欄補充形式のディクテーションクイズにしてみたんですが、やはりモチベーションは上がらず・・・

 

何ヶ月か書いていると、リピートで見てくださるありがたい読者さんも現れ、Google検索でも、TOP3で上位表示するようになり、やめるにやめられず・・・

しかし昨年末、実践ビジネス英語12月の最後の放送分を書き上げた後、もう止めようと決めました。

 

プロフィールにも、ちらっと書きましたが、私は1年ほど前、くも膜下出血で仕事中に倒れ、ドクターヘリで大学病院に運ばれて一命を取りとめるという経験をしています。

一度死にかけて、「やりたかった好きなことをやろう」と思ったのです。

 

それでこのブログをやっている今に至るのですが、自分がつまらない、嫌だと思うことに時間を使うのはやめよう」という原点に立ち返って、スクリプト&ディクテーションクイズの記事を止めることを決めました。

 

今まで読んでいただいた方には申し訳ない気持ちですが、今後は英語学習者に役に立ち、かつ、自分が書きたいと思ったことを、今まで以上に素直にブログに書いていこうと思いますので、また何かの機会にこのブログに行き着いたら、そのときはよろしくお願いいたします。

スポンサーリンク

挫折したたった一つの理由【つまらない】

feedback_bad

さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題に入ろうと思います。

 

私は過去に2度、2018年3~5月と、2018年9月~12月に実践ビジネス英語を勉強していました。

2回とも、やめた理由は「つまらなかったから」に他なりません。

 

もう一回言いますね。

ほんっとに「つまらなかった」んです(真顔)

 

何がつまらなかったのかというと、

実践ビジネス英語の嫌いなところ
  • 番組の雰囲気が淡々としすぎている(悪く言うと「暗い!」)
  • せっかく2人で進行しているのに、掛け合いがほとんどなく、笑いも一切ない
  • 毎回のビニェット(スキット/ダイアログ)が、会話として不自然なときがある
  • 番組内のすべてが予定調和(セリフを読んでいるだけ?)

 

要するに、つまらないんですよ。。(くどい?笑)

ちょっとまじめに、一つひとつ具体的に書いていきますね。

番組の雰囲気が暗い

講師の杉田敏さんは、とても穏やかで、語り口も冷静沈着、知的で淡々としています。

それが私にはつまらなかった、合わなかったです。

 

NHKBSのBSニュースを見たことがある人は、あのイメージです。

時間の切れ目にちょっと10分ぐらいやる、BSニュース、あれですよ。

 

淡々とただニュースを読むだけ。

実践ビジネス英語は、あんな感じです。

無感情、無表情。

進行2人の掛け合いがない

講師の杉田さんが、そういう人なのはいいとしよう。

知的なのもこの番組の魅力の一つだからです。

 

でも、せっかくアシスタントのアメリカ人女性 ヘザーさんと2人で進行しているのだから、もっと掛け合いがあってもいいのでは?

もしかして、2人別々に収録してる?と疑問に思うレベルです。

 

ヘザーさんはチャーミングな方で、たまにちょっとお茶らけたようなことを言うので、そこで少し2人の掛け合いがあってもいい気がするんですが、ゼロです。

スキットの会話が不自然

番組の進行としては、今日のビニェットを聞いて、会話の中に出てきた単語やフレーズを、Words and Phrasesとして学ぶという流れになっています。

 

フレーズはフレーザルバーブ系の使いこなせたら、ちょっとかっこいい感じのものが多いんですが、そのフレーズなりを学ぶために、無理やり会話の中に組み込んでいる感があるのです。

つまり、リアル感がないので、ほんとにこういう感じで使うの?という疑問が残るのです。

 

実際に勉強する会話文を見てもらった方がいいと思うので、(↓)の和文を見てください。

これは実際にテキストに載っているものです。

登場人物の一人が、自分は仕事が忙しすぎるあまり、同僚とのコミュニケーションが雑になってしまう時があって、そんな態度をとってしまう自分が嫌だという話に続けてこう言っています。

私は、信頼できる仕事熱心な同僚という評判を築いて、その評判を維持するために、頑張っています。

実践ビジネス英語 2018年3月号より

 

なんですかこの不自然なセリフは?(笑)

こんなこと、実際に口に出して言うことあります??

 

日本語訳がおかしいとか、そういう問題じゃない気がするんですが、どう思いますか?

 

ちなみに、この回のWords and Phrasesには、

  • 信頼できる仕事熱心な同僚 = reliable, hardworking colleague
  • という評判を維持する = maintain one’s reputation as

というフレーズがあり、これを使いたいがためにこんなヘンテコなセリフになってしまっている気がしてなりません。

すべてが予定調和(録音英語の宿命)

これはそもそもとして、スタジオで録音された、英語学習者のための英語という性質上、どうしようもないことかもしれません。

講座内のすべてのセリフが事前に決まっている感があり、生の英語にあるようなライブ感がないのです。

 

生の英語には、自然に口をついて出てきたような、ナチュラルな表現が学べるので、「ああ、実際はこうやって使うのね!」という気づきが沢山あるのですが、実践ビジネス英語ではそれがあまり得られませんでした

 

不自然なビニェットで勉強しても、「ほんとにこんな使い方するの?」という疑問が残るだけです。

 

録音英語批判になってしまいましたが、そもそも生の英語と、実践ビジネス英語のような録音英語では、性質が違うので、上手に使いこなす必要 です。

それぞれのメリットとデメリット、使い分けについては、こちらで具体的に書いていますので、合わせて読んでみてください(↓)

何が面白いの?【巷の評判を再考してみた】

question-mark

私から見ると、こんなの絶対つまらんでしょ!?と思う実践ビジネス英語ですが、30年以上続いているNHKラジオ英語講座の長寿番組で、毎月のテキストも20万部売れている※、超人気講座であることは、揺るがない事実です。

中日新聞のインタビューでこのように語っています。

 

では、何が人気の秘密なのか?

考えられることは、

実践ビジネス英語の人気の秘密
  • 毎月500円程度で、上級英語が学べるコスパの良さ
  • 週3回、1回15分で続けやすい(英語力の維持にピッタリ)
  • 最新のアメリカのビジネス事情を知ることができる
  • 杉田敏さんが好きで、英語の勉強というより、好きなラジオ番組として聞いている

こんなところかなと思います。

 

コスパと続けやすさについては、私も異論なしですね。

 

それから、ビニェットのテーマは毎回杉田敏さんも制作に加わり、最新のアメリカのビジネス事情を反映したものにしているそうなので、英語を学ぶというより、英語で知識を得るという感覚があると思います。

私も唯一、ビニェットの話題については、今のトレンドを知ることができて面白かったです

 

あとは、読者からのお便りコーナーや、ネットのレビューを見ていても、何年、何十年と受講している人もいるようです。

 

これは、英語を学ぶというより、ただ長年聞き続けているお気に入りのラジオ番組みたいな感じで、真剣に英語を学ぼうとしている私たちからすると、あまり参考にならない評判だと思います。

実践ビジネス英語をやろうと思っている上級者たちへ

my-message

私の実践ビジネス英語に対する、評価はここまで書いてきたとおりです。

 

私にとっては9割がた、ただの退屈な苦痛な時間でしかなかったですね(残りの1割はアメリカの今を知ることができるという面白さ)

2度挑戦しましたが、「やっぱりつまらない」という結論に至りました。

 

これからやろうと思う英語上級者の方には、まずは無料のストリーミングで何度か聞いてみてください。

NHK語学の公式サイトから、前の週の放送が無料で聞けます。

 

道楽として、実践ビジネス英語を聞きたいという人はやっても構いませんが、勉強のためにやろうという場合、面白みを感じなかったら、やらない方がいいですよ。

 

モチベーションが上がるというのは、英語学習において、思っている以上に重要です

SLA(第二言語習得論)という学問分野でも、第二言語習得のためには、モチベーション(動機づけ)が大切だと言われています。

動機づけが高いとされた学習者が、外国語学習に成功する可能性が高いことがわかっています。

英語はもっと科学的に学習しよう(白井恭弘 著)

 

この点で言えば、私は実践ビジネス英語へのモチベーションは、かなり低かったので、成功しないパターンです(笑)

そもそも、時代はどんどん進歩していて、ネットでももっと楽しく、リアルでナチュラルな英語を学べるものが沢山あります

 

また、上級者になれば、録音英語よりも、生の英語でどんどん実践的なリスニングをこなすべきです。

先ほども紹介しましたが、生の英語と録音英語はそもそも目的が違うので、それを理解した上で、活用する必要があります

両者のメリットとデメリットはこちらの記事(↓)に詳しく書いていますので、合わせて読んでみてください。

 

ぜひ、英語学習を成功させるためにも、楽しい、自分が楽しいと思える勉強をしてくださいね。

 

実践ビジネス英語の勉強法については、こちらの記事でもまとめていますので、合わせて読んでみてください(↓)

 

最後に、楽しんで勉強する方法を1つ紹介します。

 

私が青年海外協力隊でジャマイカにいた頃、生の英語が聞き取れなくて困っていたときに始めた、ellloを使った勉強法です。

 

ellloは世界中で愛されている、英語学習者のためのサイトで、台本なしの会話が膨大に収録されていて、すべてスクリプトとボキャブラリー解説付き。

当然、すべて無料でアクセスできます。

 

私はellloを見つけてから、控えめに言って、かなり楽しく英語を勉強できましたし、冗談なしにリスニング、スピーキング力が一気に上がりました

 

ellloについて、こちらの記事にまとめていますので、よかったら合わせて読んでみてください(↓)

 

人気記事

スポンサーリンク
【悲報】正直、こんな場合は独学では無理です

英語は完全独学でも話せるようになるし、TOEICも高得点が取れます。

私自身もTOEIC400点前半→705点までは、日本にいて完全独学で取れました。

ただ、1年半かかってるんですよね。

 

これはわりと平均的なスピードだし、ネットや広告で見るような独学3ヶ月で200点UP!とかは、たまたま好条件が重なっただけで、再現性も低いというのが私の考えです。

 

正直言って、3ヶ月で200点上げる方法なんて私には分かりません。

これが私の考える独学の限界です。

 

どうしても短期間でスコアアップをしたいなら、素直にスクールを使うのが賢明だと思いますね。

以下は私目線で、TOEICのスクールを3社に厳選し、徹底比較した記事なので、スクール選びの参考になるはずです。

【3選】TOEIC対策に強いおすすめのスクール | 短期間でスコアを上げる

 

TOEIC以外の、ビジネス英会話などのスピーキングでも、同じことが言えます。

個人的にはスピーキングを伸ばすなら、オンライン英会話がベストだと思ってますが、3ヶ月とかでそれなりの結果が出したいのなら、話は別。

 

何が原因で話せないのか、きちんと客観的に自己分析して、それに対応した勉強ができるなら、独学でもいいかもしれません。

だとしても、3ヶ月でそれなりに話せるようになるというのは、控えめに言ってギャンブルだと思いますね。

 

個人的には、どうしても短期間で英会話力を伸ばしたいなら、スクール1択です。

以下の記事では、私目線で、信頼できそうなスクールを3社厳選し、比較していますので、参考にしてみてください。

英語コーチングスクールとは?おすすめ4社を比較 | メリットとデメリットも

Twitterでフォローしよう!