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読者のみなさまへ
この「スクリプト&ディクテーションクイズ」シリーズですが、2018年12月いっぱいをもって終了することにいたしました。
永らくご愛読いただき、ありがとうございました。ページを閉じる前に、こちらの記事を最後に読んでから帰っていただけると幸いです(↓)

このブログでは毎回、NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」を使って、リスニングの解説をしています。

はじめましての方は、まず最初に↓をご覧ください。

では、さっそくいきましょう。

2018年10月17日放送分「Smartphone Addiction ~スマホ依存症」第1回目です。

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ディクテーションしたスクリプト

writingmemo

まずは、冒頭のヘザーさんのサマリーです。

サマリー

Collins describes smartphone addiction as a [1]legitimate problem. Lyons says [2]it's been around for some time and that the term refers to obsessive behavior patterns that interfere with daily life. Ueda believes many parents are worried about the phenomenon. And Collins describes volunteer work she does.

NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」2018.10.17

読み上げのスピードもゆっくりめで、聞き取りはさほど難しくなかったと思います。

今回は以下のフレーズだけ押さえておきましょう。

[1] legitimate problem

少し訳しづらいフレーズですね。

legitimate=「合法の、正当な、まっとうな(理に適った)、当然の」といった意味です。

よって、今回は「当然の(ように生じる)問題」つまり、「こうした問題が起きることが事の成り行きとして当然だ」ということになります。

[2] ここも、聞き取れたとしても日本語への変換が難しい箇所ではないかと思います。

around =「周辺に、あちこちに、その辺に」といった意味ですので、そこから「そこにある、存在する」といった解釈になります。

そこで、it's been around for some time =「いくらかの時間存在した → いくらか前からずっとある」といった意味でとらえればいいでしょう。

ビニェット

meeting_office

今回はなかなか聞きごたえがあったと思いますが、うまく聞き取れたでしょうか?

音の聞き取り自体はさほど難しくなかったと思いますが、今回は聞き慣れないフレーズや構文の理解が問われるビニェットでしたね。

では、リスニングのポイントを一緒に見ていきましょう。

  1. Collinsの「definitely a “thing”」の thing は聞き取れたか?
  2. Collinsの「It’s not as serious a problem as drug,・・・」は構文を意識して聞き取れたか?
  3. Lyonsの「it’s not as recent a problem as you might think」は構文を意識して聞き取れたか?
  4. Lyonsの「Researchers who study how people use digital technology have been・・・」は構文を意識して聞き取れたか?
  5. Uedaの「Is there official medical recognition of・・・」はサッと意味が理解できたか?
  6. Lyonsの「disturb the course of daily activities」はサッと意味が理解できたか?
  1. thing の使い方が、いつもと少し違うので、混乱した人もいたかと思います。

    こうなると文脈で推測ができないので、完全に音で判断せざるを得ません。

    thing [θíŋ] はthink [θíŋk] やthank [θˈæŋk] と同じ、舌を上歯にくっつけて出す音です。

    ここでは、ナレーターの人もはっきりと模範的な θ音を出しているので、何度も聞いて今一度慣れておきましょう。

  2. as ~ as 構文ですね。

    しっかり構文と意味を意識しながら何度も聞き返してみてください。

    余裕がある人は、意味と構文を頭に描きながら、シャドーイングもしてみてください

  3. ここもas ~ as 構文です。

    as ~ as なんて面倒くさい構文、ネイティブは実際に使ってるの?と思うかもしれませんが、今回のように結構普通に使います。

  4. 関係代名詞whoがあって、その中でさらに、how節が肯定文として入っている(how S V)いるところが、やや面倒だったと思います。

    ここの意味を瞬時に理解できた人は、かなり”慣れている” 人ではないかと思います。

    こういった構文を瞬時に理解できる能力は、実はリーディングで養われます

    テンポ良く、戻り読みをしないで、さくさく読める人は、こうした構文把握能力が高く、リスニングでも同様に、瞬時に理解できるのです。

  5. official medical recognition ofというフレーズが、厄介ですね。

    音自体は難しくなかったと思いますが、意味をとるのが難しかったと思います。

    英語は今回のように、動詞っぽいことを名詞で表現することがしばしばあるので、その都度慣れていきましょう。

    of が一つポイントかなと思います。

    「~の」と理解することが多いですが、今回のように元々動詞が名詞形になって、of が続く場合、名詞を動詞の意味に戻してあげると分かりやすくなります

    今回でいけば、recognition of ~=「~を認める」と解釈すればいいのです。

  6. the course of daily activities

    course=「進路、進行、成り行き」といった意味ですので、「daily activitiesが流れていく、その流れをdisturbする」=「日常生活の妨げになる」といった意味でとらえればよいでしょう。

Words and Phrases

takingnotes

ヘザーさんの英語での解説をディクテーションしました。

少し難しかったかなという箇所を、スクリプトとともに見ていきましょう。

 

smartphone addiction・・・ スマホ依存症

When we have an addiction to something, we have a [1]compulsive need for it. ・・・

NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」2018.10.17

特に聞き取りに難しいポイントはなかったように思います。

[1] compulsive=「強迫観念に取りつかれたような」

 

a “thing”・・・一つの流行りもの

This is an interesting expression, [1]isn't it? [2]It means something currently popular or current trend. Apparently in the United States, [3]elaborate expensive birthday parties for little kids are a thing.

NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」2018.10.17

[1] 念のため解説しておきます。

isn’t it は決まり文句のようなもので、非常に良く使うので、自分でも実際スピーキングで使えるように、音をしっかり覚えておきましょう。

音としては、isn’tの最期のtが消えて、nとitがリンキングします。

そして、itの最後のtも消えます。

isn(’t)⌒i(t) =「イズ」となります。

[2] itが文頭に来る場合の発音は、it means、it says/said、it gives・・・と、いろんな場面で出てくるので覚えておくと良いです。

発音はシンプルで、it のtが消えて、「イッ」とだけ発音すればOKです。

スピーキングでも使えますので、ぜひマスターしてください。

[3] elaborate=「手の込んだ、苦労して作った」

 

warn about・・・について警告する、警鐘を鳴らす

・・・They've been telling people, this bad thing may happen. This risk is out there. Things like, I warned him about Fred. He always misses deadlines. When "warn" is followed by an action, it's warn to. Such as, he warned us to avoid that [1]loose step.

NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」2018.10.17

[1] loose step だけ分かりにくかったと思います。

loose=「ゆるんでいる、しっかり固定されていない」という意味なので、「あの階段はちょっと壊れているから避けた方がいいよ」といった意味になります。

 

obsessive behavior pattern ・・・強迫的な行動パターン

・・・"Obsessive" refers to focusing on something [1]to an abnormal degree. Doing it to an abnormal level. He's obsessive about honesty, for example. He won't tell the smallest while lie. Or, she's obsessive about [2]cleanliness. She [3]wipes her desk 20 times a day.

NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」2018.10.17

[1] リンキングしている上に、この表現に慣れていない人は、ちょっと大変だったと思います。

まず、音については、

to⌒an⌒abnormal degree 「ゥアナノオマル」といった感じになります。

最初は弱音で、”normal” で一気にアクセントが入ります。

自分でも何度も音読してみてください。

意味については、

to ~ degree/level =「~の程度に」となり、”~” にいろんな語が入ります。

to some degree, to a surprising degree, to a great degree といった感じです。

[2] cleanlinessは発音に注意です。

よく聞いてみてください。

クリンリネスじゃないですよ!

cleanliness [klénlinəs](クンリネス)です。

[3] ここもリンキングに注意してくださいね。

herのh音は消えていることも、一応確認しておきましょう。

wipes⌒(h)er 「ワイプサー」となります。

 

if anything・・・何かあるとしたら

Ueda means there may be nothing that can be done, or nothing will work. For example, we talked about what if anything we can do to cut costs. We also often use this after a negative statement to mean this opposite thing is true. I might say, oh, he's not arrogant at all. If anything he's too humble.

NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」2018.10.17

ここは音としては聞き取りは難しくなかったと思いますが、どうでしたか?

ここでの問題は、むしろ意味の理解でしょう。

日本語でも微妙な言い回しになりますので、英語で理解するのは難しかったと思います。

後段のくだりは、「どちらかと言うと、しいて言えば、むしろ」みたいな表現になります。

否定表現の後に、その反対が真なりというのは、この例で言えば

決してarrogant(傲慢)ではない、どちらかと言うと、humble(謙虚)すぎる

arrogant(傲慢)の反対、humble(謙虚)がむしろ正しい、ということです。

別の例でいくと、こんな感じで使います。

We didn’t move forward at all.. If anything, we moved backward. (僕らは全然前進していない、むしろ後退した)

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今回の放送のレベル、感想など

stepbystep

今週も始まりました!

皆さんはどんな週末をお過ごしでしたか?

ビニェットが少し難しかった分、Words and Phrasesの解説はやや簡単でしたね。

さて、今回のビニェットでは、 as ~ as 構文が2連発で出てきました。

中学レベルの文法ですが、実際にこうしてリスニングするとなると、結構難しいですよね。

しかも、リスニングならまだしも、英会話をやったことがある人なら分かると思いますが、スピーキングで as ~ as 構文を使うのは結構勇気が要りますよね。

というか、スピーキングでは使ったことがない人も多いと思います。

私も、今でこそ使えますが、以前は全然使えませんでした。

実際、as ~ as 構文は無理に使わなくても、表現できてしまうので、そこまで使う必要性もないのが実際です。

ビジネス現場では、簡潔で誤解を与えないシンプルな表現が基本なので、無理に使う必要もありません

相手がノンネイティブの場合、相手の英語力もどんなか分かりませんので、下手に小難しい表現を使わない方が良い場合も正直あります

例えば、

It’s not as serious a problem as drug. → It is not so serious. Drug is more serious. と2文で分けてしまえば、誰でも分かる、簡単な表現になります。

一応、知識としては持っておきつつ、自分も必要とあらば使える!というのが理想ですが、始めのうちは無理する必要はありません。

ビジネスであろうと、簡単な表現をつなげていけばいいのです。

といったところで、今回はこの辺で!

See you tomorrow!

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