この「スクリプト&ディクテーションクイズ」シリーズですが、2018年12月いっぱいをもって終了することにいたしました。
永らくご愛読いただき、ありがとうございました。ページを閉じる前に、こちらの記事を最後に読んでから帰っていただけると幸いです(↓)
Give up Perfect English! を運営している「わか」と申します。
ここをご覧になっているということは、実践ビジネス英語のリスニング解説の記事を見ていただいたのだと思います。
まずは、訪問いただきありがとうございます!
ある程度、英語の勉強を積んた中級~上級者であれば、一度は興味を持ったことがあるであろう、NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」。
当サイトでは、毎回放送後にリスニング解説の記事をアップしています。
ここでは、
- 解説記事の特徴や注意点
- 私がこの解説記事を始めたきっかけ、思い
を書いていこうと思います。
もくじ
テキストには載っていないスクリプトを公開

1度でもテキストを買って、受講したことのある人は知っていると思いますが、放送内容がすべてスクリプトとしてテキストに載っているわけではありません。
テキストに載っていないパートがあるのです。
ここに、この解説記事が存在する大きな理由があります。
テキストに載っていないパートとは、大きく3つあります。
- 放送の冒頭、ヘザーさんのサマリー
- Words and Phrases のヘザーさんの解説
- Talk the Talkの一部
最初のサマリーは、わりと原稿を読んでいる感じがありますが、後の2つは少し毛色が違います。
原稿がしっかりあって、それを読み上げているというより、大枠が決まっている中で、ある程度自由に即興で語っているパートになります。
放送の中でも、これら3つが質・量ともに結構なウェイトを占めているにもかかわらず、スクリプトがテキストに載っていないのです。
私がかつて受講していた時、これが非常に困ったのです。
リスニングをしても、答え合わせができないので、本当に合っていたのか分からないのです。
当サイトでは、実際にこれら3つのパートについて、スクリプトをすべて公開しています。
そして、スクリプトの一部は、空欄補充式のディクテーションクイズにしています。
クイズになっている部分は、私が何度も聞き返した、難しかったと感じるポイントや、リスニングで気をつけたい箇所です。
あなたが実際に感じたレベル感と比べて、参考にしてもらえればと思います。
”ここが難しかった” 等のレベル感を共有【独学サポート】

ラジオ講座は独りで勉強していると、今回は難しかったけど、疑問に思ったことなど、他の人とシェアしにくいですよね。
- 「この箇所、難しく感じたけど、他の人も同じかな?」
- 「ここ、聞き取れなかったなぁ。みんな聞き取れてるのかな?」
- 「今日の回、結構簡単だったよな?」
など、レベル感について気になることがあると思います。
私もかつて、同じ気持ちを抱いていました。
当サイトでは、「みんなが感じたであろう感想や疑問」をできるだけクリアにし、「そうそう、そうだよね」と思ってもらえるような解説記事を書いていきます。
聞き取りのポイントを伝授【精聴をサポート】
リンキングや、音の脱落など、精聴するうえで見逃してはならないポイントを、詳しく解説します。
また、テキストにスクリプトがある「ビニェット」についても、
- 「ここは聞き取れましたか?」
- 「ここは構文を意識して聞き取れましたか?」
- 「この意味はサッと理解できましたか?」
といった形で、うっかりしていると見逃してしまうような細かいポイントも、きちんとシェアします。
推測聞きの具体的な手順を解説!

「推測聞き」と聞いて、どんなことをイメージしますか?
多くの人は、「聞き取れない箇所はあるが、全体でどんなことを言っているのか、話の流れや大まかなポイントをつかむ」といったことをイメージすると思います。
それは、英語の初級から中級者にとっては、それでいいです。
しかし、これから上級者を目指すにあたって、リスニング力をさらに伸ばしていくためには、1字1句しっかり聞き取る「精聴」が必要になってきます。
ディクテーションは、そのための勉強ツールです。
しかし、精聴をしていると、必ずぶち当たる疑問があります。
「これ、本当に発音してるの?絶対聞こえないだろ?」
安心してください、その疑問は正当なものです。
事実として、聞き取れない音はあるからです。。
そこで必要なスキルが「推測聞き」なのです。
主に文脈やかすかに聞き取れる音を頼りに、欠けたピースを埋める作業をすることになります。
当サイトでは、推測聞きが必要な箇所はどこだったのか、どうやって推測するのかを具体的に解説していきます。
あなたはもう独りではない!

繰り返しになりますが、NHKラジオ講座は孤独との闘いでもあります。
ラジオというマイナーな媒体であり、放送内容自体も非常に地味です。
「こんなの、独りで勉強しててもつまんないなぁ。。」
そう感じて当然だと思います。
私も以前、実践ビジネス英語をちゃんと、一リスナーとして受講していた時代がありました。
それまでずっと独学でしたので、ラジオから聞こえてくる声に、どこか授業を受けているような、新鮮な気持ちがしたのを覚えています。
最新のビジネストレンドを扱っていて、トピック自体は興味深いのですが、「なんかつまんないぁ。。」そんな気持ちがぬぐえず、2ヶ月で挫折した経験があります。
「もっと誰かと感想を共有できたら、続けられたんではないか」
そんな当時の私の思いが、今この解説ブログをしている一番の原動力になっています。
実践ビジネス英語は “学校”
実践ビジネス英語は、一種の学校のようなものです。
その時々のあなたの環境、モチベーションに合わせて、休学することもできます。
「ちょっと別の勉強をしてみたい」
「もっと自分に圧をかけて、上を目指したい!」
「もっとスピーキングを勉強してみたい!」
英語学習は長い道のりですから、あなたの習熟度やレベル、スキルに合わせて勉強法を変えるのは必要なことです。
上級者を目指すのであれば、自分の英語力について、その時々で何が欠けているのか、何が必要なのかを分析できなければなりません。
実践ビジネス英語は、”ずっと居る場所” ではありません。
しかし、あとで振り返ったとき、「あのとき実践ビジネス英語をやっていたのも、いい経験だった」と思えるように、私もブログを通してサポートしていきたいと思っています。
一緒にがんばりましょう。
Hope you have a wonderful journey for mastering English!