Hapa英会話のYoutubeを最近見るようになったんだけど、他にもどんな勉強法や活用法があるのか知りたいな。
これを読んでいる人は、YoutubeやブログでHapa英会話を知った人が多いと思います。
どのコンテンツも分かりやすくて、ネイティブのリアルな英語を学べる役立つものばかりですよね。
私はJunさんのフレンドリーで誠実そうな人柄も、すごく好きです。
タイトルにもあるように、私はHapa英会話を利用し始めて5年以上になります。
最初はブログから始まり、最近はYoutubeやPodcastを見たり聴いたりすることが多いです。
ちなみに私は、以前海外にいて、現在は海外営業の仕事をしています。
Hapa英会話のブログは私が海外にいた頃に出会い、よくスピーキングの参考にしていました。
この記事では、
- Hapa英会話とJunさんの紹介
- Hapa英会話のコンテンツと勉強法・活用法
について書いていきます。
ポイントを先に書くと、Hapa英会話はTOEIC500点以上の中級者で、英語を話せるようになりたい人は全員見た方がいいです!
Hapa英会話はコンテンツ量も膨大なので、効率的な活用法などを紹介していきますね。
もくじ
Hapa英会話とJunさんの紹介
Hapa英会話は、ロサンゼルスで駐在員の日本人向けに実践的な英会話を教える英会話学校 BYB English Centerの校長先生である、Jun(セサニック淳)さんが始めた英会話学習コンテンツです。
元々は、Junさんがご自身の英会話学校の生徒さん向けに、復習ノートみたいな感じでブログを始めたのがきっかけだそうですが、今では
- ポッドキャストは、iTunes Japanの『Best of 2014/2015/2017』に選ばれる
- ダウンロード数は世界累計2,000万
- Youtubeチャンネルは登録者数44万人
- ブログは月間150万PV(見られたページ数)
- Hapa英会話 公式ブログ:https://hapaeikaiwa.com/
- Hapa英会話 公式Podcast:https://hapaeikaiwa.com/category/podcast-column/
- Hapa英会話 公式Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/hapaeikaiwa
この数字の凄さがわからない人もいるかもですが、英会話関係では1、2を争う巨大コンテンツです!
私が海外にいた当時、知りたいフレーズを検索すると、かなり高い確率でHapa英会話のブログに当たっていた気がしますね。
たとえば、「ちょっとこれ見て 英語」で検索すると、
↑このHapa英会話のブログが検索上位にヒットします。(この執筆時点では最上位)
Hapa英会話において、コンテンツ全体を貫いている大きなコンセプトは
- 生きた英語
- ネイティブが使うナチュラルな英語
Hapa英会話で学べば、ネイティブの自然な英会話フレーズだけでなく、使い方やニュアンスもしっかり身につきます。
Junさんのプロフィール
- 本名 Jun Senesac(セニサック淳)
- 年齢 1984年生まれ
- お父さんがアメリカ人、お母さんが日本人の日米ハーフ。
- お母さんはセニサック陽子さんで、複数の英語の学習参考書の著者(Amazonの著者ページ)
- 小学校4年生までは日本人学校に通い、その後はアメリカンスクールに通う
- 大学時代に交換留学で1年間、一橋大学に留学
- 大学卒業後、石川県 内灘町役場で国際交流員として2年間の赴任
- 2011年 LAに帰国し、母親が1985年から経営する英会話学校「BYB English Center」のアーバイン校を開校し校長となる
- トヨタやホンダ、三菱など、大企業のアメリカに駐在するビジネスマンを相手に英語を教えている
- 2013年 Hapa英会話のブログをスタート、その後Podcastも配信開始
- ポッドキャストが、iTunes Japanの『Best of 2014/2015/2017』に選ばれる
- 2016年 初の著書「Hip Talk LA」を出版
- 2018年 「Hapa英会話 ネイティブ感覚で話す英語フレーズ」を出版
以下の動画では、Junさんが幼少期から現在までのバイリンガルとしての人生を振り返っていますので、もっと知りたい人はぜひ見てみてください。
全部のシリーズを見ようとすると1時間以上かかるので、気になる人はブックマーク(お気に入り)だけしておくといいですよ。
私はもちろん全部見ましたが、より一層Junさんのファンになりましたね。
Hapa英会話の無料学習ツールと勉強法
ここからは、私がよく使っているHapa英会話のコンテンツについて紹介します。
それぞれの使い方や勉強法についても解説しますね。
まずは、私が今一番見ているYoutubeチャンネルから!
YouTube【気軽に楽しく学べる】
Hapa英会話は、2014年にYoutubeにて公式チャンネルをスタート。
現時点で300本以上、動画での学習コンテンツが無料で見ることができて、私はたぶん8割以上は見たと思います。
Hapa英会話のYoutube動画は大きく分けると、
- 単語の使い方、似た単語の使い分け方(ex. Wouldの使い方など)
- 英会話のワンポイントアドバイス
- こんな時、英語では何て言う?的な学習コンテンツ
- 英会話の勉強法
- ロケ動画(ex. スタバでの注文方法)
私の場合、集中して見るというより、何かのついでに見ることが多いですね。
例えば、家事をしながらだったり、1人でご飯を食べている時だったり。
動画の中では、Junさんが日本語と英語を織り交ぜて、単語やフレーズの使い方などを分かりやすい解説してくれます。
例えば、↓ではrecognize、realize、noticeの違いを解説してくれています。
分かりやすく伝えようとしている、Junさんの誠実な人柄がすごく出ていて、引き込まれますね。
Hapa英会話の動画では、TOEICや参考書での勉強では足りない、ネイティブのリアルな英語を学べます。
私はTOEIC880点ですが、動画を見ていて、”なるほど、こうやって使うのか!” みたいな発見は今でも普通にありますね。
私の活用法としては、基本的にはインプットとして使っています。
とはいえ、Hapa英会話の動画を見ていると、知らない間にスピーキングも鍛えられます。
単語やフレーズの使い方を具体的に分かりやすく解説してくれるので、記憶に残りやすいんですよね。
例えば、↓では英会話で本当によく使う、”So”の使い方を解説してくれています。
こうした動画レッスンを見た後だと、オンライン英会話をやっていても、とっさにHapa英会話で習ったフレーズが口から出てきたりしますよ。
もちろん、リスニングも鍛えることができます。
動画の中ではJunさんが、実際に単語やフレーズの例文を読み上げる場面がありますが、これが結構いいリスニングの練習になります。
読み上げのスピードがわりと速いし、発音もナチュラルなアメリカ英語なので、TOEICのキレイなナレーションとはかなり印象が違うはず。
Junさんにすれば、全然手加減したスピードだけど、TOEICばかりやってた人からすれば、結構リスニングが難しいと思いますね。
Hapa英会話の動画と言えば、実験シリーズも面白いですよ。
たとえば、↓の動画は私が海外に住んでいたときに見たんですが、めっちゃ参考になりました。
私の場合はほぼ100% “I’m good.”と答えるんですが、この動画の影響も大きいですね。
他にも勉強になる動画レッスンが本当にたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください。
あなたもJunさんのファンになるはずですよ~
ブログ【知りたいフレーズが常にある】
- 単語やフレーズの解説
- Youtubeの動画レッスンで解説した内容のまとめ
が中心です。
実は私の場合、Hapa英会話のブログについては、意識的に読み漁ったということはあまりないです。
むしろ、何か知りたいフレーズがあって、検索するとHapa英会話が出てきたという場面が圧倒的に多かったですね。
やっぱりクオリティが他のサイトと全然違うので、次第に、検索結果からあえてHapa英会話を選んで読むようになりましたね。
特に海外で生活していた時は、本当にHapa英会話のブログはお世話になりました。
たとえば、”Kind of” って日常会話で鉄板のフレーズですよね。
「kind of 意味」で検索すると、やはりHapa英会話のブログが上位に入っています。
実際のブログ記事はこちら↓
これ、公開日が2016年で結構古い記事ですが、私も当時読みました。
見て分かるように、解説がめちゃ詳しいので、基本的に疑問が残りません。読んだらすぐ使えるぐらい頭に入りますよ。
で、これを動画レッスンで解説しているのがこちら↓
ブログ記事の数は、これを書いている時点で3000件を越えており、現在もほぼ毎日更新されています。
知りたいフレーズは、すべてHapa英会話で網羅されているのでは?と思いますね。
ブログ内検索の機能もあります。
Hapa英会話のブログをブックマーク(お気に入り)しておいて、知りたいフレーズが出てきたら、Hapa英会話で検索するのもいいと思いますよ。
↑こんな風に、画面右上の黄緑色のボックスに、知りたいフレーズを入れて検索すればOKです。
関連記事 名著「英語上達完全マップ」を紹介
関連記事 コスパ抜群!ラジオ英会話の勉強法
Podcast【リスニング学習にピッタリ】
Hapa英会話のブログの後、わりとすぐ始まったのがポッドキャストです。
ポッドキャストとは、ちょっとしたラジオ番組のような音源のこと。
Hapa英会話の場合は、ポッドキャストで音声レッスンが聞けます。
- 音声の長さは、1つ30分ぐらい
- ダウンロードは自由にできる
- 内容はJunさんのラジオ番組みたいな感じ
- Junさんの語り+ネイティブの台本なしの会話と解説(レベルはTOEIC600以上推奨)
- 300円で全スクリプトと和訳、自習用音声が購入可
無料でも一部のスクリプトが見れますし、音声の中でも、Junさんが日本語と英語を交互に話してくれます。
そこそこリスニング力に自信がある人は、無料版だけでも十分かもしれませんね。
私も実は有料版は買ったことがないんですが、しっかり勉強したいなら、有料版を買った方がいいです。
たぶんこれだけのボリュームで、クオリティの高い解説が付いて300円は、本当にコスパがいいと思います。
30分という同じ時間を使うなら、時間対効果で考えると、無料と有料版とでは得られるものが全然違うと思いますよ。
私も海外に住んでいた頃、ellloというサイトで、ネイティブ同士の台本なしの会話で勉強していたことがあります。
私はそのサイトでディクテーション(聞こえた英語の音声を書き起こす)をしていたんですが、リスニング力への効果は絶大でしたね。
関連記事 ディクテーションのやり方と効果【体験談】
このポッドキャストも基本的にはディクテーションやシャドーイングの教材として使うと効果的だと思います。
メルマガ【1日10分無料のリスニング教材】
Hapa英会話は無料のメルマガもやっています。
私はこれまでいくつも英語学習のメルマガを購読してきましたが、Hapa英会話のメルマガは別格ですね。
ひと言で言うならば、クオリティ高すぎ、Junさんサービスしすぎ、です。
- 毎週月曜~金曜まで、1日1つの英会話フレーズと解説が送られてくる
- フレーズを使った例文の音源付き
- ディクテーション、リピーティング、シャドーイング用の音源もある
つまり、テキストだけでフレーズを紹介して、こう使いますっていう例文が載ってるだけのよくあるメルマガじゃないんです。
実際のメールの文面はこんな感じ↓
そして、URLをクリックすると、SoundCloudというサイトにリンクで飛び、そこで音源を聞くことができます。
音源はPodcastと同様、Junさんが一つひとつ吹き込んだものです。
私はいつもさっと聞き流しちゃってますが、リスニング学習のウォーミングアップに使うのもいいと思いますよ。
ちなみに読み上げのスピードはわりと遅めです。
Hapa英会話の学習教材
Hapa英会話ではポッドキャスト以外にも、有料の教材や学習コースを販売しています。
以下、ざっと解説していくので、興味のある人は読んでみてください。
オンラインコース
不定期、人数限定で、Hapa英会話ではオンラインレッスンコース(プレミアムコース)を行っています。
現在は募集しているコースはないですが、価格も各コース1万円程度なので、わりと手頃な値段です。
- 初対面の会話 (初心者向け)
- 14名のネイティブから学ぶ生英語
- ネイティブ4人のグループトーク
- 英語でディベート
- スピーキング28の基本(新カリキュラム)
Youtubeでも、オンラインレッスンコースを募集する際は、各動画で告知があります。
かなり人気で、わりとすぐ人数枠が埋まるので、今後告知があったら、できるだけ急いで申し込みましょう。
TOEIC500点以上(中級~上級者)におすすめ
Hapa英会話は無料で、これでもか!というほど良質の学習コンテンツを見ることができます。
Junさんの人柄もすばらしいし、知れば知るほどファンになります。
ただ、注意すべきなのは、基本的にYoutubeもPodcastも完全な初心者には向かないということ。
やはりネイティブのリアルなスピードと発音に耐えられるのは、少なくともTOEIC500点以上、ポッドキャストならTOEIC600点ぐらいは欲しいところです。
Hapa英会話は、その辺のネットに転がっているような英語学習コンテンツとは次元が違います。
Junさんはアメリカのロサンゼルスで英会話学校を運営し、日本人を相手に教えている、英語教育のプロです。
英語を学ぶ人すべてに、Hapa英会話をぜひ活用してくださいね!