【TOEIC難易度】何が難しいのかスコア別に整理してみた | 私の経験談

TOEICの勉強を始めたんだけど、社会人になって英語の勉強なんて初めてだし、ぶっちゃけ思ってたより難しくて嫌になりそう、、、って思ってるの私だけかな?TOEICの難易度を知りたい。

 

こんな疑問に答えていきます。

結論から言うと、私もTOEICの勉強を初心者からスタートしましたが、めっちゃ難しかったし、何度も絶望しましたね。

 

私は現在TOEIC880点で、青年海外協力隊で英語圏のジャマイカにて活動、帰国後は製造メーカーで貿易・海外営業の仕事をしてました。

今でこそ英語はビジネスレベルの自分ですが、元々は市役所職員で、英語とは無縁に生きていました。

 

大学を卒業して5年以上経ったとき、青年海外協力隊を目指して英語(TOEIC)の勉強を始めたんですが、英語は全然できませんでした

最初に市販のTOEICの単語集を買ったんですが、知らない単語ばかりだし、、、

そんな私も何度も壁にぶつかりながら、今の880点にたどり着いています。

 

この記事では、自分の経験を振り返って、スコア別に何がどう難しかったのか、解説していきたいと思います。

また、それを乗り越えるためにどんな勉強をしていたのかも、あわせて書いていきます。

 

この記事を読めば、今まさにTOEICの勉強中で難しさを感じている人、先が思いやられて嫌になっている人には、自分だけじゃないんだ!って思ってもらえるはず

ではいきましょう。

【断言】バイリンガルでもない限り、TOEICは難しい

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まず冒頭にも書いていますが、結論としてTOEICは難しいです。

私は現在TOEIC880点で、本番ではない模試形式の問題集では何度も900点以上を取ってますが、一度も簡単だと思って解いたことはないですね。

 

いつも、冷や冷やしながら「たぶんこれで合ってると思うんだけど、、」と思いながら、いつもマークしています。

最近読んだネット記事では、スタディサプリの人気講師関正生先生が、こんなことを言っていました。

本当はぼく自身、毎回TOEICを受けるなんて、メチャクチャ嫌です。憂鬱(ゆううつ)でたまりません。

 

これを読んだとき、「ホントこれ!!」と思いましたね。

私のように900点レベルであっても、TOEICは楽々解けることなんてないし、難しいです

 

そして毎回満点を取る関先生でさえ、嫌で憂鬱だとハッキリ言うぐらいですから、少なくとも楽勝ではないということだと思います。

ぶっちゃけ、英語の環境で育ったバイリンガルでもない限り、すべての日本人にとってTOEICは難しいと思いますね。

 

だから、あなたが難しいと感じるのも、ごくごく当たり前のことなんですよ。

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スコア別の難易度と私の克服法

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では、ここからは具体的に私が一から英語の勉強を始めて、

  • それぞれのスコアの時に、どんな難しさがあったのか
  • それを乗り越えるためにどんな勉強をしたのか

を解説していきます。

 

まとめると、最初はすべてが難しいけど、スコアが上がるにつれて出来ることが増えてくる一方、課題が絞り込まれてくるという感じです。

何が難しいのかは人によって違うと思いますが、この記事では私が各スコアで感じていた、難しさ、何が課題だったのかを書いていきます。

400点【すべてが難しい】

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私が社会人になって、5年以上ぶりに英語の勉強を始めたころが、このぐらいのスコアだったと思います。

TOEIC400点というのは、英検で言うと準2級で、高校中級程度のレベルと言われています。

 

主催者団体から公表されているTOEIC受験者のスコアを、私が分布でまとめたのが以下の図です。

toeic400-

 

これを見ると、分布全体でみると、300点台というのはほぼ最初の山の始まり、ということになりますね。

この頃は単語や文法の参考書を買って勉強していたんですが、すべてが難しかったです。

 

単語も文法も、「あーこんなのあったなぁ~」というぐらいの薄い記憶しかなく、ほぼ中学英語からやり直す感じでした。

英語の勉強の習慣もないので、慣れるまでは結構大変でしたね。

 

私の場合、勉強を始めて半年ぐらいしてから、最初に受けたTOEICのスコアが400点前半でした

最初に受けたTOEICで400点を突破するにあたって、半年間で何を勉強していたかというと、

  • 頻出単語集を1冊マスターした
  • 文法を中学英語からやり直して、ひと通りマスターした

という感じで、それ以外の長文やリスニングは手が回らない状態でしたね。

 

とりあえず、単語と文法がそこそこ身につけば、400点は突破できるはずです。

500点【リスニングが全然できない】

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TOEIC500点というのは、英検で言うと準2級~2級で、高校中級~卒業程度のレベルです。

先ほどと同様に、スコア分布をみてみます。

toeic500-

 

これを見ると、分布の全体の山からするとやや低いスコア、ということになりますね。

この頃は単語や文法をある程度マスターしていたので、リーディングパートに関しては、Part7の長文を除いては、わりと自信を持って答えられるようになっていました

 

代わりに悩みの種だったのが、リスニングです。

リスニングについては、まったく聞き取れず、当時の私には本当に難しかったです。

 

そもそも私が学生のときは、センター試験でリスニングがない時代だったので、リスニングの勉強なんてしたことなかったんですよね。

TOEICの問題集をやっても、「男性はと言っているため、答えはAだと分かる」とか、その~を聞き取れることが前提になっていて、まったく役に立ちませんでした。

参考:初心者のためのTOEICリスニング勉強法【その参考書では伸びません】

 

そこで私が500点を突破したときに一生懸命勉強していたのが、発音です。

英語耳という有名な本に出会い、「発音ができるとリスニングができる」というコピーを信じ、ひたすら発音の勉強をしてました。

参考:【リスニングを諦めている君へ】英語耳の効果的な使い方 | 私の場合

 

必死に英語耳を勉強して、発音記号からひと通り正しい発音を身につけたため、リスニングでは音の聞こえ方がまるで変わりましたね。

鮮明に英語の音として聞こえるようになりました。

600~700点【長文も難しい】

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TOEIC600点というのは、英検で言うと2級~準1級の中間ぐらいで、700点は英検準1級レベルと言われています。

ちなみに英検2級は高校卒業程度で、準1級が大学中級程度です。

 

ここでもスコア分布をみてみます。

toeic600-799

 

500点を突破したあたりで、難しさを感じていたのがリスニングとPart7の長文ですね。

リスニングでは、発音の勉強をしたおかげで、音は聞き取れるようになってきたんですが、音が脳を通り過ぎるだけで、意味が頭に入ってこないという状態でしたね。

 

またリーディングも、Part7でいつも時間切れに終わるということが気になってきます。

つまりこのぐらいのスコアになると、できることが増えてくる一方で、できないことが絞り込まれてきます。

それが私の場合、リスニングの意味取りと長文(Part7)だったのです。

 

リスニングの対処法としては、シャドーイングを取り入れて、リスニングのほぼメインの学習法として毎日シャドーイングばかりしてました

シャドーイングにはいろいろコツがあるんですが、その中の1つとして、音を聞くのではなく脳の中で音を読んで、意味を取るというものがあります。

 

簡単に言うと、意味を浮かべながら聞くという感じ。

シャドーイングはその後700点を突破して、青年海外協力隊でジャマイカに派遣されるまで、ずっとやってましたね。

かなりお世話になったし、効果的だった学習法です。

参考:正しいシャドーイングはリスニングに効く【聞き取れない初心者必見】

 

長文はこれといって特別な勉強はしてなくて、ひたすら公式問題集とか問題演習を中心にやっていました。

もしかしたら、シャドーイングの脳内で音を読むという作業が、リーディング力向上につながっていたのかもしれません。

参考:【初心者から始める】TOEIC Part7対策 長文読解の勉強法&おすすめ本

800点【勉強してもなかなか伸びない】

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TOEIC800点というのは、英検で言うと準1級以上1級未満で、どちらかというと準1級寄りです。

ちなみに準1級が大学中級程度なので、だいたいそのぐらいのレベルということ。

 

TOEIC受験者のスコア分布は、以下のとおりになります。

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これを見ると、800点というのは全体の上位15%に入りますし、数字の上でも英語上級者と言えると思いますね。

このぐらいになってくると、何が難しいとか具体的なものは特にありません。

 

その代わり、勉強しても伸びてる実感がないし、事実、英語力がそれまでより伸びにくくなってきます。

私はTOEIC705点を取った後、青年海外協力隊でジャマイカに行ったんですが、その後現地で英語に囲まれた生活をしているし、勉強もそれなりにしていたのに、一向に英語力は伸びていない感覚があったんですよね。

 

では、どうしたか。

端的に言うと、効果的な勉強法を、コツコツやって勉強時間を積み上げることです。

 

私の場合は、リスニングが伸び悩んでいた感じがあったので、ディクテーションを毎日何時間もやりました。

私は705点を取ったあと、調子に乗ってアメリカのラジオを聞き流してみたり、CNNを観たりしてたんですよね。

 

TOEICの勉強って飽きてくるし、内容もつまらないじゃないですか。

ただ私がやっていたネイティブの生の英語を聞き流すというのは、英語力を上げる意味では全然効果はなくて、ただ雰囲気を楽しんでるに過ぎなかったんですよね。

 

そこでディクテーションを一生懸命やって、しっかり英語を聞き取るという勉強をしたら、爆発的にリスニング力が伸びました

参考:【体験談】まじめにディクテーションやったら驚くほど効果があった話

 

しかも、あの頃は自由な時間がかなりあったので、毎日5~6時間は平気で英語の勉強をしてたんですよ。

だから、経験上いえることは、「正しい効果的な勉強法 × 勉強時間を積み上げる」ことが800点突破に必要だったんだと思います。

 

結果的に、帰国後はほとんど直前に勉強せずとも、TOEIC875点が取れました。

600点までが一番キツイ【正しい勉強法で乗り切ろう】

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最後にまとめます。

この記事のまとめ
  • TOEICは難しい(880点の私でも簡単だと思ったことない)
  • 400点(高校中級程度):まだ英語に慣れておらず、すべてが難しい
  • 500点(高校中級~卒業程度):リスニングに課題(全然聞き取れない)
  • 600~700点(高校卒業~大学中級程度):依然、リスニングが難しい+長文(Part7)も課題
  • 800点(大学中級程度):勉強してるのに伸びてる実感がない

 

TOEICの勉強で感じる難しさというのは、スコアごとに変わってきます。

最初は何もかもが難しいと感じるんですが、そのうち出来ることと出来ないことが、ふるいにかけられてきて、課題が見えてきます。

 

一言だけ間違いなく共通して言えるのが、最初が一番キツイということですね。

600点ぐらいになると、リーディングもリスニングもそれなりに基礎ができてくるんですが、それまでが本当に大変。

 

ちなみに私はTOEICの勉強を始めて、600点を突破するまでに、700~800時間ぐらいかかっています

私の勉強時間とスコアの軌跡については、こちらでまとめているので、興味のある人は読んでみてください。

【実体験】TOEIC400点前半→705点までに要した勉強時間と学習プラン

 

その時々でどんな勉強をするかは、とても悩ましいと思いますが、私が初心者から705点までにやってきた勉強法は、こちらの記事でまとめています。

単語や文法、リスニング、長文までひと通り書いていますので、参考にしてみてください。

【体験談】TOEIC400点台の初心者が、完全独学で705点までいった勉強法

 

最後に、私が前回のTOEICの勉強で使っていたアプリの紹介です。

スタディサプリTOEICという有料アプリなんですが、実際に使ってみて予想以上に使いやすくて良かったので、ついでに紹介したいと思います。(結果的にスコアアップもできました)

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アプリで勉強というと、参考書で昔ながらの勉強をしてきた私なんかは、「どうせ無料アプリによくある、暇つぶしにもならないようなやつだろう」と思ってましたが、いい意味で期待を裏切られましたね。

 

講師は、何冊も英語学習本のベストセラーを持つ関正生先生

ちょっとした解き方のコツなども、関先生流に解説がありますし、各問題には関先生の解説動画も付いています。(以下、公式動画です)

 

私が先ほど書いた、シャドーイングディクテーションも問題演習ごとにできるようになっていますし、やり方についても関先生の解説があります。

1週間無料体験もできるので、試しに使ってみるのもいいと思いますよ。

 

私はずっと独学で勉強してきたので、プロから教わるとやはり、独学では得られないような気づきが結構ありましたね。

利用料が月額2500円ぐらいかかるので、本を買って勉強するより少しお金はかかりますが、問題演習は毎月最新のものが更新されますし、実際に使ってみて、十分元は取れると感じました。

 

ぶっちゃけ、参考書を何冊も買わなくても、このアプリと公式問題集があれば、TOEIC対策は十分だと思いました。

詳しいレビューはこちらの記事で書いているので、興味がある人は読んでみてください。

【体験談】スタディサプリTOEICの評判&実際に使ってみて感じた効果

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【悲報】正直、こんな場合は独学では無理です

英語は完全独学でも話せるようになるし、TOEICも高得点が取れます。

私自身もTOEIC400点前半→705点までは、日本にいて完全独学で取れました。

ただ、1年半かかってるんですよね。

 

これはわりと平均的なスピードだし、ネットや広告で見るような独学3ヶ月で200点UP!とかは、たまたま好条件が重なっただけで、再現性も低いというのが私の考えです。

 

正直言って、3ヶ月で200点上げる方法なんて私には分かりません。

これが私の考える独学の限界です。

 

どうしても短期間でスコアアップをしたいなら、素直にスクールを使うのが賢明だと思いますね。

以下は私目線で、TOEICのスクールを3社に厳選し、徹底比較した記事なので、スクール選びの参考になるはずです。

【3選】TOEIC対策に強いおすすめのスクール | 短期間でスコアを上げる

 

TOEIC以外の、ビジネス英会話などのスピーキングでも、同じことが言えます。

個人的にはスピーキングを伸ばすなら、オンライン英会話がベストだと思ってますが、3ヶ月とかでそれなりの結果が出したいのなら、話は別。

 

何が原因で話せないのか、きちんと客観的に自己分析して、それに対応した勉強ができるなら、独学でもいいかもしれません。

だとしても、3ヶ月でそれなりに話せるようになるというのは、控えめに言ってギャンブルだと思いますね。

 

個人的には、どうしても短期間で英会話力を伸ばしたいなら、スクール1択です。

以下の記事では、私目線で、信頼できそうなスクールを3社厳選し、比較していますので、参考にしてみてください。

英語コーチングスクールとは?おすすめ4社を比較 | メリットとデメリットも

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