NHKラジオの実践ビジネス英語って難しいのかな?皆どんなふうに勉強してるのかも知りたい。
実践ビジネス英語は、NHK英語講座の中で最もレベルが高い講座です。
私が初めて実践ビジネス英語を受講したのは、海外から帰国し、メーカーの海外部門で仕事をし始めた頃でした。
Youtubeなどインターネットで気軽に英語が学べる時代に、ラジオ講座ってどうなの?!と思う人もいると思います。
ここでは、実践ビジネス英語の
- 使用語彙のデータから見る、実際のレベル感
- 上級者におすすめの勉強法(活用法)
- インターネットやアプリなど他の学習手段との比較
について、分かりやすく解説していきます!
実践ビジネス英語を初めて知る方から、すでに学習中の方も参考になるはずです!
もくじ
実践ビジネス英語とは | アメリカ社会の今を知る教養講座
実践ビジネス英語は、英語でアメリカのビジネス環境や社会情勢などを学ぶ講座です。
ポイントは英語を学ぶ講座ではなく、英語で学ぶ講座だということ。
ここでは、実践ビジネス英語をまだよく知らない人に向けて、事前に知っておきたい内容をまとめています。
なんかすごそうな講座だな!とモチベーションが上がるはずです(真実はともかく笑)
30年以上続く、長寿番組
実践ビジネス英語は1987年、「やさしいビジネス英語」としてスタートした番組です。
その後、途中番組名が変わりつつ、2008年から現在の「実践ビジネス英語」となっています。
30年続いている番組は世の中的にも珍しく、それだけ視聴者の多くの支持が続いている歴史のある番組ということです。
世界ふしぎ発見!やミュージックステーション(ともに1986年開始)と同じぐらい長寿番組です!
講師 杉田敏さんの略歴 | ビジネス英語のカリスマ
1987年の番組開始当時から、講師は杉田敏さんが務めています。(2002年に一度降板したが2004年に復帰)
“ビジネス英語のカリスマ” とも言われ、日米のビジネス第一線で活躍されている方です。
経歴をざっとまとめてみました。
- 青山学院大学卒業後、日本で英字新聞記者になる
- オハイオ州立大学に留学
- 翌年修士号(ジャーナリズム)取得
- アメリカで経済の新聞記者になる
- 外資系企業で活躍(GE取締役副社長も歴任!)
- 現在は、昭和女子大学客員教授
- 「成長したければ、自分より頭のいい人とつきあいなさい」他、著書多数
アメリカでのビジネス経験が長く、GEという世界的大企業の幹部もしていたというのだから驚きですよね!
テキストの最後にある読者のお便りコーナーを拝見していても、何年も受講している方は杉田ファンが多いです。
本当のビジネス英語を学ぶ | 教養ある大人の雑談
実践ビジネス英語は「ビジネス英語」という名が付いていますが、その内容は職場での雑談、日常会話です。
舞台は架空のグローバル企業で、登場人物たちが様々な旬なトピックについて、会話を繰り広げます。
会議や電話応対、商談などのビジネスフレーズは、ほとんど出てきません。
テキストには、次のように講座の特徴を書かれています。
現代の国際ビジネス環境を反映するテーマを中心に、社会的・経済的に広範なトピックを取り上げます。
「実践ビジネス英語 テキスト利用のしかた」 より
会話は実際のビジネスシーンに即した展開になっており、また広い意味のビジネス活動に必要な、現実的な情報も盛り込まれています。
「ビジネス英語」「時事英語」といった枠にあまりとらわれずに総合的な英語学習にお役立てください。
こうした構成となっているのには杉田さんのビジネス英語に対する明確なポリシーがあります。
以下に雑誌のインタビュー記事を引用します↓
一般の英語とまったく異なった形の「ビジネス英語」というものが存在するわけではありません。
30年続くNHKビジネス英語講座の学習法 – PRESIDENT Online
それに、この世の中にはビジネスにまったく関係のない事象はほとんどありません。
教育、芸術、スポーツ、犯罪も、すべてお金がからんでいます。
仕事の話(shoptalk)しかできない人は決して尊敬されません。
以下は実際にこれまで講座で扱っていたテーマですが、最新のビジネストレンドを多く扱っています。
- Virtual Reality and the Future of Travel 仮想現実と未来の旅
- Millennials as Mentors and Consumers メンターそして消費者としてのミレニアル世代
- The Tiny House Movement 「タイニーハウス」という動き
- Revamping Sexual Harassment Policy セクハラ対策を刷新する
- Smartphone Addiction スマホ依存症
実際に仕事で英語を使っていた私の印象でも、ビジネス英語は日常会話の延長です。
上級者が本当に勉強すべきビジネス英語の本質を、この講座が示している気がします。
【データで見る】実践ビジネス英語のレベル
実践ビジネス英語の最適なレベルは、TOEIC800点~900点台前半ぐらいです。
今回講座で使用されている語彙をもとに、大雑把ではありますが実際のレべル感を検討してみました。
結論としては、
- 英検1級対策に使うのがベストです。
- 難解な単語が多い一方、分野的にTOEICに出ない単語も多いため、TOEIC対策には向かない。
条件は以下のとおり。
- 単語のレベル判定は、オンライン辞書で国内最大級規模 Weblio辞書を使用
- 明らかにレベルの低い(基準として英検4級以下、TOEIC700点以下)は計算していない※全部数えると手間がかかるため
- サンプリング期間は3ヶ月
単純に、英検1級やTOEIC900点レベルの単語がどれだけあるかを調べてみた!という話です。
NHK英語講座の最上級レベル
データ結果の前に、NHK語学講座のwebサイト及びテキストを見ると、各講座のレベルが記載されています。
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)という基準で、「C1」というレベルで、NHK英語講座では最高峰です。
具体的にC1は英検1級、TOEFL IBT95~120、TOEIC L&R 945~、のレベルと言われています。
C1というレベルについては、このように説明されています。
広範で複雑な話題を理解して、目的に合った適切な言葉を使い、論理的な主張や議論を組み立てることができる
2020年度NHK英語講座のレベル
・いろいろな分野の文章を読んで、書き手の微妙な意図が理解できる。
・会話は滑らかで目的に合った適切な言葉を柔軟に効果的に使える。
・文章作成のテクニックや接続表現などを効果的に使える。
正直そこまで難しくないし、C1の指標も、「完全にマスターすればこれぐらいできる」という意味だと思っています。
TOEIC900点以上 | TOEICで出ない語彙が多い
TOEICとの対比で使用語彙を見ていきます。
「ランク外」は、Weblio辞書でTOEICのレベルを表わすスコア表示がない(=990点より難しい又は出題されない)という意味です。
TOEICはビジネス英語が中心なので、それ以外の単語はスコア表示がありません。
ランク外が3割近いのは、初級レベルの単語(例えば、book、learnなど)は計算に入れていないためです。
なので、講座に出てくる英語の3割は難しい単語という意味ではありません。
体感的には、TOEIC700点あれば、スクリプトを読んで話の流れや大意は追えると思います。
TOEIC900点以上の単語が多数使われている一方、TOEICに出ない単語も多い、というのがポイントです!
関連記事 TOEIC独学完全ロードマップ【初心者向けに勉強法を完全解説】
英検1級・準1級レベルの語彙が多い
次に英検のレベルをベースにしたグラフを見てみます。
ランク外が少ないのは、TOEICがビジネス中心なのに対して、英検はより広範な分野から出題されるためです。
難易度的にはランク外も合わせれば、準1級以上の単語が3割ぐらいという結果でした。
体感的にも、英検1級で出てくる単語が結構使われています。
実践ビジネス英語の勉強法 | リスニング学習が中心
実践ビジネス英語では、直接スピーキングの練習ができないため、インプット学習が中心になります。
私も英検1級を学習中ですが、上級者が実践ビジネス英語を効果的に活用するためには
- 精聴(ディクテーション)
- シャドーイングと音読
がポイントになります。
以下で具体的に解説していきますね!
精聴が基本 | まずはディクテーション
実践ビジネス英語で一番大事にしたいのが精聴です。
1字1句逃さず聞き取ることを目指しましょう!
個人的な経験からも、15分の放送を1字1句集中して聞き取る練習は、何時間もだらだらリスニングするよりも圧倒的に効果的です。
おすすめはディクテーションです。
実践ビジネス英語は、スタジオ収録で比較的はっきりと発音されています。
そのため、
- 音の脱落や消失など、音声変化が激しすぎず、聞き取りやすい
- スクリプトと答え合わせしやすい
洋画など生の英語では音声変化により、スクリプトにはあるけど絶対に聞こえない音があったりするため、精聴に不向きだったりします。
私はスクリプトのない冒頭の今日のサマリーや、Words and Phrasesの解説もディクテーションしていましたよ。
効果的なディクテーションのやり方については、こちらで解説しているので参考までに。
シャドーイング・音読 | インプットに役立つ
ディクテーションで精聴が終わったら、シャドーイングと音読でインプットを深めましょう!
先ほどと同じ理由で、適度なスピードでしっかり発音されるため、シャドーイングしやすいのがメリットです。
洋画や海外ドラマでは、ネイティブ向けに作られているため、シャドーイングするには発話スピードが速すぎます。
私も海外ドラマなどは速すぎてシャドーイングが付いていけないことが多いです、、
実践ビジネス英語では、ヘザーさんが自由に話すパートが生の英語に近いですが、スピードも速すぎないのでおすすめですよ!
リピーティング・暗唱 | スピーキング力強化
私がしていたのはシャドーイングまでですが、リピーティング・暗唱まですれば、スピーキング対策にもなります。
リピーティングとは、音声を途中で止めて、止めたところまでの内容を発話するトレーニングで、暗唱の一つ前のステップです。
聞こえた内容を一旦短期記憶に置いて、音源を止めてからそれを取り出すので、表現の暗記(定着)に効果があります。
私が参考にしている本を引用します。
リピーティングは英文を覚えるための学習法という趣旨を十分に理解して行うようにしましょう。
外国語を話せるようになるしくみ-シャドーイングが言語習得を促進するメカニズム(門田修平 著)
そうすると、実際にテキストの暗誦につながるとともに、スピーキングに使える語彙、フォーミュラ(提携表現、構文など)を内在化して長期記憶に転送するのを促進してくれます。
自己流の発音・抑揚のまま脳に定着しないように、シャドーイングで十分発音を完璧にしてからやりましょう!
復習も必須 | シャドーイングが手軽でおすすめ
いくらしっかり勉強しても復習しなければ絶対に身につかないのは、実践ビジネス英語も同じです。
私のおすすめはシャドーイングです。
実践ビジネス英語の放送は毎週休みなく続くので、復習している時間なんてないのが本音だと思います。
シャドーイングなら、通しでシャドーイングしても1回15分で終わるので、サッと全体を復習できるので効率的です。
放送の1週間後、3週間後、1か月後など定期的にやるとより定着しやすいですよ!
復習のためにはCD付きのテキスト又は音源のダウンロードが必要ですが、この後解説します。
実践ビジネス英語の受講方法 | 録音がおすすめ
実践ビジネス英語を真剣に取り組むなら、あとで復習できるように録音しましょう!
NHK公式のストリーミング配信は手軽に聴ける反面、翌週には聴けなくなってしまうのが致命的なデメリットです。
ここでは、実践ビジネス英語の受講方法について解説していきます!
テキストは買った方がいい | 月500円
実践ビジネス英語はテキストを買わなくても勉強できますが、毎月たった1冊500円をケチるデメリットは大きいです。
テキストが無いとスクリプトが見れないため、
- 本当に正しく聞き取れているか分からない
- 聞き取れない箇所がそのまま放置されてしまう
- 間違えたままシャドーイングをする羽目になる
Kindleなど電子辞書でも買えますが、書き込んだり、音声を聞きながら勉強することを考えると紙版の方がおすすめです!
手軽に始めたい方はストリーミング配信
今時ラジオを持っていなくても、インターネットのストリーミング配信で放送を聴くことができます。
配信はNHK語学講座の公式サイト「らじるらじる」で、前の週の放送をいつでも聴くことができます。
きちんと勉強するなら復習が欠かせないので、ストリーミングは最初のお試し期間として使うのがおすすめです。
月の途中でテキストを買うのももったいないので、月始めからテキストを買って、音源も録音して勉強しましょう!
録音・ダウンロードもできる | 裏技につき自己責任で
実践ビジネス英語は非公式な方法ですが、フリーソフトを使って録音することができます。
CD付きのテキストも売っていますが、1,600円で高いんですよね、、、
著作権の関係で良いことではないとは思いますが、ここからは自己責任でお願いします!笑
Radikoolというフリーソフトを使いますが、やり方はこちらのサイトで詳しく解説してくれています。
私もこの方法でダウンロードして勉強していましたが、操作も簡単ですごく便利ですよ!
【事実】私が実践ビジネス英語を2度も挫折した理由
私は実践ビジネス英語を過去に2度やっていた時期がありましたが、ともに数か月で挫折しています。
実践ビジネス英語をやるのは上級者のステータスと思っていたので、憧れがありました。
でも憧れだけでは勉強は続かないんですよね、、
ここでは、なぜ私が実践ビジネス英語を止めたのか、本音を書いていきます!
教科書的でつまらない
単純に「やっていて面白くなかった」というのが最大の理由です。
私は元々英語ができるようになったら、海外ドラマとかリアルな英語を聴いて勉強したいと思っていました。
だから、いかにも教科書っぽい堅苦しい英語が退屈だったんですよね。
具体的に言うと、
- すべてのセリフが事前に決まっている
- 笑い(ユーモア)の要素がゼロ
- 音声に個性や人間味を感じない
好みの問題ですが、面白いと思えるかどうかは英語学習で大事なポイントだと思います。
ビニェットの会話が不自然 | 役に立たない
会話がときに不自然で、あるフレーズを習わせるために無理やり作ったようなセリフがあります。
「これ本当に使ってる人いるの?」みたいな疑念が湧いてくると、実際の英会話で使う気になれません。
ある回でこんな会話がありました。
仕事が忙しすぎて、同僚とのコミュニケーションがつい雑になってしまう登場人物のサルマンズ。
でもそんなことで同僚の自分への評判を落としたくたいんだと言ってこう続けています。
私は、信頼できる仕事熱心な同僚という評判を築いて、その評判を維持するために、頑張っています。
実践ビジネス英語 2018年3月号より
こんなこと、実際に口に出して言う場面ありますかね??
ちなみに、この回で学ぶフレーズに以下の2つがあり、
- 信頼できる仕事熱心な同僚 = reliable, hardworking colleague
- ~という評判を維持する = maintain one’s reputation as
これを無理やり会話の中に入れ込んでいるために、不自然になっています。
ヘザーさんの解説部分のスクリプトが無い
実践ビジネス英語では、大きく分けて以下の3つのパートがあります。
- 冒頭の今日のサマリー
- ビニェット
- フレーズ・単語の解説
テキストにスクリプトが載っているのは、②のビニェットだけで、他の2つはスクリプトがありません。
①③はアシスタントのヘザーさんというアメリカ人女性がフリートークのように、解説をするパートです。
一応台本はあると私は見ていますが、実際のリアルな英語に近いライブ感があって、とても勉強になります。
なのにスクリプトがない!!!
ビニェットのためだけにテキストを買うのが馬鹿らしくなってきました。
英検1級受験者以外はおすすめしない【目的別におすすめを紹介】
実践ビジネス英語は英検1級対策として役に立ちますすが、それ以外はおすすめしません。
今は実践ビジネス英語以外にも、上級者向けの学習ツールは沢山あります。
ここでは、実践ビジネス英語を学ぶ目的を4つに分け、おすすめのツールを解説していきます!
無料で学べるものも沢山あるので、ぜひ自分に合った勉強をしてください!
ビジネス英語の定番表現を学ぶ(使えるようになりたい)
会議や電話応対、プレゼンなどの仕事で使う英語を学びたいなら、実践ビジネス英語は完全に不向きです。
理由で前半で解説したように、そうした表現は講座内でほぼ出てこないから。
オンライン英会話
ビジネス英語をきちんと身につけたい(話せるようになりたい)なら、少しお金がかかりますが、オンライン英会話が一番おすすめです。
理由は
- ビジネス英語は柔軟さと臨機応変さが必要 ⇒ 独学のフレーズ暗記では対応できない
- 実際の会話の中で練習しないとリアル感がない ⇒ 身につかない、覚えられない
少しお金はかかりますが、仕事で使うなら全然元取れます!
以下の記事では、ビジネス英語に強いオンライン英会話を徹底比較しています。
英会話アプリ
オンライン英会話の次におすすめなのがスタディサプリ英語という英会話アプリです。
理由は、
- 下町ロケットの脚本家が手がけるドラマ仕立て ⇒ リアル感がある
- シャドーイング、ディクテーションなど学習機能が豊富 ⇒ 使いやすく学びやすい
- 有名講師がビジネス英語のコツを毎回動画で解説 ⇒ 微妙なニュアンスも学べる
オンライン英会話よりも「自分のこと感」は薄れますが、本で学ぶよりは各段に臨場感があります。
本、参考書
ビジネス英語を本で学ぶのは基本的におすすめしないですが、安く手軽に学びたいなら本も悪くないです。
上級者なら文法に沿ってセンテンスを組み立てて話すスキルはあると思うので、フレーズ集でざっと学ぶのもいいと思います。
メール対応なんてまさにそれで、私はほとんど本やネットで勉強しました。
【無料】英語で社会やビジネスを学びたい
実践ビジネス英語のように英語で社会情勢やビジネスなどを学びたいなら、今はネットで無料で学べます。
無料アプリ
近年、無料アプリ(特に上級者向け)のクオリティが凄まじく上がっています。
代表的なのはCakeやVoicetubeで、動画でリアルな英語を学ぶ英語アプリです。
CakeとVoicetubeはいずれも、
- 日英のスクリプト付き
- フレーズや単語解説あり
- シャドーイングなど学習機能あり
という優れモノです。
社会・教養系のジャンルも豊富なので、英語で何かを学びたい人にはピッタリですよ!
- Cake ダウンロードはこちら;App Store | Google Play
- Voicetube ダウンロードはこちら;App Store | Google Play
攻略!ABCニュース英語
元々はABCニュースシャワーというNHKBSの番組名で、無料で学べる英語サイトの中では群を抜いておすすめです。
実際のアメリカABCニュースの番組をそのまま使って英語を学ぶものです。
優れている点は以下のとおり。
- 日英スクリプト付き
- フレーズ・単語の解説あり
- 最新のニュースを学べる
私はCNNやBBCなど海外ニュースが好きなので、最新のニュースで英語が勉強できるなんて嬉しすぎますね。
正直、実践ビジネス英語の何十倍も楽しいです!!笑
上級者向け英語学習のペースメーカーが欲しい
上級者で何か日々の学習のペースメーカーになるものが欲しいのであれば、ヒアリングマラソンもおすすめです。
受講料は月換算で5,000円ぐらいするので、敷居は高いですがその分メリットもあります。
- 毎月新しいテキストが届く ⇒ ペースメーカーになる
- 30年以上のべ受講者120万人の実績 ⇒ 安心して勉強できる
- リアルな英語を使ったオールジャンル ⇒ 今の社会を英語で学べる
私も1年間使っていましたが、TOEICも伸びたし、少しお金をかけてもいいならおすすめです。
ワンランク上のビジネス英語力を身につけたい
そこそこ英語は話せるけど、もう一段階上のレベルに行きたい人は、短期集中パーソナル型のコーチングスクールもおすすめです。
私も実感していますが、ある程度英語ができると、その先は伸びにくくなります。
ある程度コミュニケーションできるし、さほど困らないですからね。
そんな場合は、先ほどのヒアリングマラソンもそうですが、3ヶ月とか1年短期集中で勉強するのが一番です。
これは科学的にも実証されています↓
残念ながら、毎日コツコツ、少しずつというやり方は、効率の悪い外国語学習であることがわかっています。
科学的に正しい英語勉強法(メンタリストDaigo 著)
・・・1日1時間ずつ100日勉強するより、1日5時間ずつ20日で仕上げたほうが、言語学習に関しては成果が上がるということです。
一番のネックは、コーチングスクールは受講料が2ヶ月で30万以上と非常に高額なこと。
全員におすすめしないですが、興味がある人は以下の記事でメリット・デメリットも解説しているので参考にください。